歴 史 |
築城年:慶長7年(1602年)
築城者:徳川家康
形状:平城
豪華絢爛な書院造り建築として知られる二条城は、徳川家康が将軍上洛の宿泊所として使うため造営した。
三代将軍家光により、伏見城の遺構が移され1626年に完成した。
五重の天守は1750年の落雷により焼失し、本丸も天明の市中大火災の類焼によって失われ、ともに以後再建されることはなかった。
幕末になって、最後の将軍慶喜が大政奉還を上表したのも大広間一の間であった。以後、二条城は朝廷のものとなり、1884年(明治17年)離宮となり、1939年京都市に下賜され現在に至っている。
二の丸御殿は城郭内邸宅として数少ない遺構で国宝に指定され、1994年(平成6年)世界文化遺産に登録された。
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