歴 史 |
別名:稲葉山城・井ノ口城
築城年:建仁元年(1201年)
築城者:二階堂行政
形状:山城
1201年の鎌倉時代に二階堂行政が最初に築いたとされる岐阜城(稲葉山城)は、標高329mの金華山に築かれた山城である。
この城がにわかに注目されたのは、16世紀半ば急速に台頭した斉藤道三によってである。
ところが道三は、稲葉山城を譲った長男の義龍に討たれ、義龍の子竜興が城主のとき、織田信長によって落城する。
信長は山上・山麓に本格的な城を築き、城下町を造って、あらためて『岐阜』と命名した。
信長が安土に移ったあと、岐阜城主はめまぐるしく変わっていくが、織田秀信の時関ケ原の戦いで西軍についたため惨敗して、翌年廃城となった。
現在は復興された天守閣が建ち、本丸跡、二の丸跡、上格子門跡、馬場跡、信長の居館跡、御手洗池などが岐阜市の指定遺跡になっている。
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