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貝月山(1234m) 平成22年5月8日 晴れ | |
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まえがき・・・標高が1234mと覚えやすい貝月山。春日村、坂内村、久瀬村の境に位置し、コースも各方面からある。今回紹介するのは春日村の「長者の里」から渓流沿いに登っていく清涼感あふれるコースである。 |
![]() 【写真】長者の里が登山口 春日村の長者の里キャンプ場が登山口で、広い駐車場が入口に完備されている。 水車の回る小道を奥に進んでいくとキャンプ場があり、登山届のBOXが設置されているトイレの前を通りすぎてバンガローが立ち並ぶ木立の前に出る。 |
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![]() 【写真】登山道入口 バンガローの手前にはアカマツに掛けられた「登山道入口」の標識があり、そのまままっすぐ進み、水路をわたって、貯水タンクを過ぎたら用水路に沿って進み、沢を丸太橋で右岸に渡って本格的な登山道に入る。 |
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![]() 【写真】長者岩と猿後家地蔵 スギ林の中を進んでいくと長者岩に着く。 岩の上に潅木が何本も生えていてクラゲを逆さまにしたみたいだ。 長者岩の中には猿後家地蔵というのが祀ってあって、伝説のいわれが書かれていた。 |
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![]() シロモジの赤ちゃんのはっぱと花。 |
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![]() 左岸に渡ると春日村の昔話に出てくる「山犬の岩穴」を過ぎ、何度も流れを渡り返すと、青い淵に滝が流れ落ちる「少将淵 しょうじょうぶち」に出る。 |
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![]() 【写真】少将淵 この「少将淵 」は、登山道から少し遠目なので時間に余裕のある人は下まで降りて撮影することができる。 |
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![]() 【写真】トチノキ3本 滝から潅木帯の右岸を高巻き、左岸から右岸へと渡っていくと、大きなトチノキが3本立つところへ出る。 |
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![]() 【写真】かくれ岩へと描かれた岩 しばらく歩いて、また沢筋に下りると通行止めの合図として「小枝が積まれた」所にブチ当たるので、左岸へ渡って水辺をへつりながら右岸に出る。 このまま山腹を登っていくのかと思うとまた沢筋へ下り、二股の出合にでる。 流れをまた数回渡り、右手の左岸に出ると四角い大岩があり、岩に赤ペンキで「かくれ岩へ」と描かれていたが剥げてほとんど判読不能。 |
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![]() 【写真】滝めぐり 谷もだんだん狭くなってくると、小滝があちこちで見えるようになる。 浮石をのせて三段に落ちる10mほどの滝もあった。 |
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![]() 【写真】支尾根に出る 滝からまた何度も支流を渡り返し、やがて右の急な山腹に取り付くが、滑りやすいのでフィックスロープがかけられている。支尾根に出るとイワウチワの群生地が広がる。 最後はきつい登りをこなして揖斐高原貝月スキー場からのコースと出合う。 |
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![]() 【写真】貝月スキー場からの合流点 合流点に立つと一気に見晴らしが良くなる。鍋倉山方面が近くに見える。 |
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![]() 【写真】小貝月は通過点 合流点から左折してシロモジやタムシバの白い花が咲く道を進んでいくと小貝月の標識があるポイントを通過する。この上にピークがあるが、そのまま進んで先に貝月山を目指す。 登山道から貝月山が見えてくるともう近い。 江美の池を過ぎたら貝月山に到着!! |
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![]() 【写真】貝月山 誰もいない独り占めの山頂である。 西には金糞岳、4月に登ったブンゲン、北には蕎麦粒山、冠山、そして南には堂々たる伊吹山が一望できる。 ![]() |
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![]() 【写真】山頂のキアゲハ ティータイムをとっているとキアゲハが飛んできて近くにとまった。 右の尾翼の一部がちょん切れていたので縄張り争いでもしたのだろうか・・・ 自然界は厳しいなぁ。 |
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![]() 【写真】小貝月山頂 山頂をたっぷりと独占したので、帰りは小貝月山のピークを踏んでから往路を戻った。 お昼前に終わってしまったので、車で国見峠まで移動し、午後から国見岳〜御座峰まで歩いて伊吹北尾根の未踏だった部分をつなげることにした。 |
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![]() 【写真】コース上で出合ったお花たち チゴユリ、オオバキスミレ、タムシバ、コミヤマカタバミ、キブシ、エンレイソウ、ヤマザクラ、モミジイチゴ、ジロボウエンゴサク、ミヤマキケマンなど他にも花がたくさん。 |
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(談) 長者の里からのコースは渓流沿いに歩いていくので、とっても爽やかな気分を味わうことができました。 この日はとても天気が良かったのにもかかわらず出合ったのは下りで男性一人だけでした。 案外知られていないのか、人気がないのか、ちょっとびっくりしました。 |
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☆コース紹介マップ ☆貝月山☆国土地理院1/25000地形図 |
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★紅葉の秋コースはこちら |
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<参考コースタイム>
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