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チセヌプリ・大谷地・神仙沼・長沼 平成22年7月17日 晴れ | |
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まえがき・・・ニセコ連峰の山歩き最終日のきょうは湯本温泉を麓にもつチセヌプリに登ってみよう。登山道は湯本温泉コースとパノラマライン峠コースがある。北海道といえど連日の暑さに少しでも時間短縮ができるパノラマライン峠コースを歩いて、午後からはパノラマライン上にある神仙沼まで足を伸ばそう。 |
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チセヌプリ 1,134m | |
![]() 【写真】大湯沼からのチセヌプリ 連泊している湯本温泉国民宿舎「雪秩父」の駐車場から見えるチセヌプリと大湯沼の写真。 この大湯沼の周りには木道の散策路が整備されているので、学術的にも貴重な黄色球状硫黄が浮遊しているのを間近に見ることができる。 |
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![]() 【写真】パノラマラインで 宿舎からパノラマラインを峠まで上がっていく途中でキタキツネに出合う。 車を止めてカメラを向けるとまったく逃げる気配を見せず、むしろ飼い犬のように親しみやすい雰囲気だ。 過去に誰かが餌でもあげたのかもしれない。 野生動物に餌付けはご法度だ。さよならをして峠へ車を走らせる。 |
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![]() 【写真】登山口からのチセヌプリ チセヌプリの登山者用の駐車場はないので、峠にある除雪車専用回転場に車を止める。 この回転場は欄越町と共和町の境界にある。 (共和町という案内板がでているところが峠) |
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![]() 【写真】赤いリボンが下がった登山口 入山する人が少ないのか登山口も最初は分からなくて、探していたら赤いリボンが下がっただけの入口らしきものを見つけた。 道路と駐車場の境目あたり。 |
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![]() 【写真】岩だらけの登山道 初めは背の低い笹原の間を抜けていく。 やがて岩だらけの道と変わり、昨夜降った雨で滑りやすくなっていた。 ストックが邪魔になりザックに取り付け両手を使って這い登るポイントが何度かあった。 巨岩の積み重なった道を抜けると視界が開け、ハイオトギリの群生が見られるようになる。 |
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![]() 【写真】パノラマラインと湯本温泉 展望が開けたところで振り返ればパノラマラインの向こうにはニトヌプリが対峙し、眼下には宿泊先の湯本温泉の大湯沼の白い湯気が見える。 |
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![]() 【写真】山頂へ 再び岩の積み重なった道に変わり、山頂部が近くなったなと思ったらハイマツの長いトンネルを抜けて広々としたチセヌプリの山頂に到着する。 峠から約45分の道のりだったが、今回の山旅の中では一番厳しいコースだった。 |
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![]() 【写真】チセヌプリ最高点、二等三角点、三角沼 草地の開けた山頂にはガスがかかり三角沼がはっきりしない。 しばらくガスが切れるのを待っていると、山頂の北方面に高層湿原特有のワタスゲが群生している小さな沼がいくつか見えてきた。あれがかつて火口湖だった三角沼だろうか。 道はつけられていないのでそばまで行くことができず山頂から眺めるだけだったが、ニセコ山系の中ではまったく違う顔をもつ別天地だった。 |
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![]() 【写真】廃道に注意! ガスがかかった山頂に一人で長くいるのも何だか心細くなってきたので往路を戻る。 途中下りで二股に分かれたポイントがあるので注意が必要。 往きに立ち止まってよく確認しておくこと。 下りの所要時間は45分ほどで往きと変わらない。 岩が滑りやすいので慎重に歩きたいコースだ。 次はパノラマライン上にある神仙沼へ移動する。 |
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大谷地・神仙沼・長沼 | |
大谷地 ![]() |
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![]() ヒオウギアヤメ、エゾキンバイなど高山植物や希少なフサスギナなどが楽しめる山の合間に広がった 自然のままの湿原地帯。この大谷地から往復1時間ほどで大沼まで足を伸ばすことができる。 |
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神仙沼・長沼![]() |
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![]() アカエゾマツなどの原生林や湿原特有の景観からニセコの湖沼群の中で最も美しいと讃えられる神仙沼。 池塘が散在する湿原には、ニッコウキスゲ、チングルマ、ワタスゲなど高山植物も多く見られる。 ひょうたん形をした人造湖の長沼まで足を伸ばせばチセヌプリが見える。 |
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【談】山歩き最終日のきょうは幸いにも天気に恵まれ、ニセコ山系の湖沼巡りを楽しむことができました。 大谷地から大沼まで足を伸ばさなかったのが心残りでしたが、この日の夕方から腰痛になったことを考えれば体は限界だったのでしょう。たいへん思い出に残る北海道の旅となりました。また9月にやってきま〜〜す(^。^)y-.。o○ |
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★1日目の羊蹄山へ ★2日目のアンヌプリ・イワオヌプリ・鏡沼へ |
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<参考コースタイム> |
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