登山日記
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 天生湿原 平成26年6月13日 小雨

まえがき・・・天生湿原は、岐阜県が誇る天生県立自然公園内にあり、高層湿原植物群落として県の天然記念物に指定されている。公園内にはカツラの巨木をはじめブナの原生林や貴重な植物の宝庫となっており、四季折々の美しさを見せてくれる。きょうはふれあいの森自然学校のバス散策会の補助員として参加する(入山協力金500円)。

生憎の雨となり、総勢22名が
カラフルな合羽を着て出発
匠屋敷の前で止利仏師の
生誕の話を聞く
ミズバショウ群生地の中を歩いて
カツラの門へ
 
 
 
カツラ門の前で見上げる参加者。
このカツラは一見の価値あり
ブナ探勝路を歩く ブナの幹につけられた熊の爪痕を見る
 
 
 
雨後のブナの森に癒されて・・・ 倒木の上で成長したカツラ。
倒木が腐りカツラは根上りになった。
大きな穴は雨宿りができるほど。
見事なコバイケイソウの群生
   
 
湿原探勝路を歩いて一同岐路へ  天生から白川郷展望地へ移動 白川郷が一望のもと
 
 
 
湿原で出合ったお花たち(一部)
 
ウラジロヨウラク ラショウモンカズラ ゴゼンタチバナ ムラサキヤシオ
ツバメオモト コヨウラクツツジ サンカヨウ ギンリョウソウ
ウリハダカエデ、マイズルソウ、オオバユキザサ、エンレイソウ、ツクバネソウ、ウラジロヨウラク、ナナカマド、エゾユズリハ、イワナシの実、ヒメモチ、シオデ、ツバメオモト、ミツバオーレン、サギスゲ、ミズバショウ、コバイケイソウ、ササユリ、ツマトリソウ、オオカメノキ、タテヤマリンドウ、イワイチョウ、ゴゼンタチバナ、オサバグサ、ウワミズザクラ、ズミ、ギンリョウソウ、ムラサキヤシオ、アカモノ、リュウキンカ、ホウチャクソウ、フッキソウ、ラショウモンカズラ、ニリンソウ、ルイヨウボタン、サンカヨウ、ミヤマカタバミ、キヌガサソウ、ウワバミソウ、サワアジサイ、ヤシャビシャクの実、チゴユリ等


(談)
天生湿原は、何回訪れても癒される特別の場所です。

☆天生湿原☆散策マップ
☆籾糠山コースはこちら

<参考コースタイム>

◆行程時間:4時間(休憩含む)

駐車場 匠屋敷 木平湿原分岐 カツラの門 ブナ探勝路のミズバショウ群生地   駐車場
10:00 11:00 11:40 12:00 12:30  14:00

<見頃>

  • ミズバショウ・リュウキンカ・ニリンソウ (5月下旬から6月上旬)
    ニッコウキスゲ(6月下旬から7月上旬)
    シラヒゲソウ(8月上旬から8月中旬)
    紅葉(10月頃) 

<注意点>

  • ブヨにご注意!蚊取り線香をたきながら歩くかネットを被りましょう。虫よけスプレーでは効き目があまりありません。
  • トイレは公園内に指定のテントブースがあり、中に有料の携帯トイレが備えられているので、使用後は自分で登山口まで持ち運び、指定の場所に処分しお金を払います。(300円)

<アプローチ>

<お出かけ前に、国道360号線の交通規制にご注意ください。>

・白川郷から国道360号線を車で30分天生峠駐車場
・飛騨市河合振興事務所から国道360号線を車で40分天生峠駐車場   


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