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籾糠山(もみぬかやま1744m) 平成21年6月1日 晴れ | |
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まえがき・・・天生県立自然公園に広がる原生林や湿原は何度歩いても、いつ訪れても感動すると誰もがいう。 今年こそと思い、天生峠へ入る国道360号線が開通になったのを確認して、籾糠山まで登ってみることにした。 |
![]() 【写真】天生峠駐車場(標高1290m) 白川村から国道360号線に入り天生峠まで車で25分ほど走る。 ところどころ道幅は狭くなるが、悪路ではない。 天生峠の駐車場はかなり広い。 8時30分到着時にはまだ空いていたが、下山時の13時にはほぼ満杯だった。 赤い三角屋根はトイレ。 登山口で協力金500円を払って入山する。 |
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![]() 【写真】ギフチョウ 登山道に入ると足元にギフチョウがひらひらと寄ってくる。 逃げるどころか、写真とって〜、と言わんばかりにポーズをとってくるのでしばらく撮影に夢中になる。 |
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![]() 【写真】天生湿原 ブナやナナカマドの新緑の中、30分も歩くと天生湿原に着く。 ミズバショウを求めて木道を進むと群生地が現れた。 すでにミズバショウは終盤にさしかかっていたが、それでも見ごたえは十分だった。 |
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![]() ミズバショウ |
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![]() 【写真】花繚乱の木道を歩く ミズバショウの群生地を過ぎると、今度はコバイケイソウ、リュウキンカの群生地に出る。 |
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![]() リュウキンカ |
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![]() サンカヨウ、ニリンソウの群落も! |
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![]() 【写真】カツラの巨木 カラ谷分岐までくるとカツラの巨木がある。 このカラ谷には、カツラやサワグルミなどの渓畔林を主体とした原生林が広がっている。 立ち止まるだけで癒される空間だ。 |
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![]() 【写真】ブナの原生林 途中からブナ探勝路へ入り、籾糠山を目指す。 ブナの苔むした木肌と新緑の緑がとても美しい道だ。 |
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![]() 【写真】籾糠分岐 籾糠分岐。 今歩いてきたブナ探勝路に木平探勝路やカラ谷登山道からのコースが交わるポイント。 植生はコメツガやオオシラビソに変わり、亜高山帯の様相に変わってくる。 |
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![]() 【写真】籾糠山頂 籾糠山へは傾斜のきつい階段を登りきると狭い山頂に着く。 目の前に猿ケ番場山が見える。 この山は藪山で、残雪期にしか登れない。 遠くの山はガスがかかり遠望はきかなかったが、遠くに小鳥ダムが眺められた。 |
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![]() ご夫婦?で仲良くお弁当。 狭い山頂はあっという間に人でいっぱいだ。 |
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![]() 山頂にはクロベ(ネズコともいう)が多い。 はじめ、サワラかと思ったが葉の裏にX字の白い気孔帯がないのでクロベだとわかった。 1時間ほど山頂で展望を楽しんだら、今度は木平湿原へ向かう。 |
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![]() 【写真】木平湿原(標高1610m) 山頂から1時間ほどで木平湿原。 カメラマンでいっぱいだ。 三脚をたてているので、狭い木道でうまくすれ違えない。 少しヒンシュクかな。 木平湿原から朝通過したカラ谷分岐を経て、天生湿原へ戻る。 朝よりもたくさんの団体さんが入っている。 13時25分、登山口へ戻ると駐車場はほぼ満杯になっていた。 |
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![]() 【談】天生湿原から籾糠山までぐるりと原生林の中を周回してきました。 雪どけの6月初旬から初秋まで花が絶えることがないそうです。 なかでも天生湿原や渓畔林では、一面お花畑になるとか。 山に登らなくても癒されます。 今度は初夏のニッコウキスゲや秋の紅葉時に訪れてみたいですね。 国道360号線の途中から撮影した白山主峰 |
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☆籾糠山☆国土地理院地形図 |
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<参考コースタイム> ◆登山形式:周回
霊峰白山の登山口として知られる白川郷平瀬。源泉かけ流しです。 |
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