登山日記
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 鶴見岳(つるみだけ 1,374m) 平成25年4月25日 晴れ
九州遠征一日目/鶴見岳

まえがき・・・今回の一人旅は、大分県の由布岳(200名山)。2006年3月20日九重山に登った際、猫の耳のような由布岳を眺めながら「いつかこの山を訪れよう」と心に留めていた。ついでにお隣にある300名山の鶴見岳も訪れておきたい^^


【写真】別府ロープウェーで鶴見岳へ

早朝、中部国際空港を飛び立ち、9:20に大分空港に到着する。
空港でレンタカーを借りて別府方面へ向かう。
高速道路に入る前にローソンで食料と水を調達し、別府ICで下りて別府高原へ向かう。
初めは山麓から鶴見岳まで歩くつもりで火男火売神社の登山口まで行ってみたが、どうも体調が思わしくなく37度ぐらいの熱がありそうだったので、無理をせずロープウェーを利用することにした。
11:20、近鉄が運営している別府ロープウェーの乗車券1400円(100円割引券はこちら)を購入し、10分で山頂駅へ。



【写真】山頂駅からピークまで10分

山頂駅から降り立つと、庭園のように整備された広場に出る。
山上の案内図はこちら


【写真】七福神巡り

七福神巡りができる階段を10分ほど登って山頂へ。
アセビとマメザクラの花が満開だった。



【写真】鶴見岳から由布岳を見る

11:50、鶴見岳の山頂。三角点もあるが、文字が欠けていて何等かわからなかった(一等ではない)。
明日登る由布岳が間近に聳える。
春霞で写真ではうまく写らないが、九重山もよく見えた。
5月末〜6月初旬のミヤマキリシマの咲く頃はきっと素晴らしいだろうなあ・・・と、ひとりつぶやく。


【写真】別府湾が一望

山頂からロープウェー乗り場へ下る途中、別府湾が一望できる展望台に出た。
眼下に広がる別府湾の眺めが素晴らしい。(写真では霞んでよくわからないのが残念)
別府湾一望ビューはこちら



【写真】マメザクラ、マルバコンロンソウ、絶滅危惧種のキスミレ

山上で出会ったお花はアセビを筆頭にヤマザクラ、マメザクラ、マルバコンロンソウ、絶滅危惧種のキスミレなど。山上を一回りしたら山上駅に戻り、ロープウェーに乗り込む。


【写真】下りのロープウェーで

13:00、下りでロープウェーの職員さんが眼下に「シカが昼寝をしているよ」と教えてくれた。
ここ近年ニホンジカが増えて、樹木の皮を剥いでしまう食害に悩まされているとか。
北海道から九州まで増えすぎたシカで同じ問題をかかえているようだ。


13:20、次はレンタカーでやまなみハイウェーを湯布院方面へ走り、明日の由布岳の登山口を確認しておく。
ロープウェー乗り場から15分程で由布岳正面登山口に到着。
無料駐車場とトイレがあるが、駐車場は平日の13時半なのにほぼいっぱいだった。向かいに有料駐車場があるが、できれば無料にとめたいので明日は8時にはスタートすることに決める。



湯布院温泉に向かう途中にある狭霧台の駐車場から由布岳を見ると、猫の耳のような形になった^^

湯布院温泉では「旅館いよとみ」さんで2泊お世話になることにし、明日の体調を心配しながら栄養ドリンクを飲んで早めに床に就いた。
二日目の由布岳へ



☆山上案内図
☆鶴見岳☆国土地理院地形図

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