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大日ケ岳(だいにちがたけ 1709m)ひるがの高原コース 平成24年9月5日 晴れ | |
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まえがき・・・去年の9月に初めてひるがの高原から大日ケ岳に登ったが、今回も足慣らしのためにひるがの高原から大日ケ岳を訪れてみることに。 |
![]() 【写真】ひるがの高原SAから登山口目指す 去年は右足薬指の骨折後、リハビリに大日ケ岳へ一人で登った。今回も諸事情でしばらく登山から遠ざかっていたため、足慣らしのために大日ケ岳に登ることにした。 ひるがの高原からのコースは往復5時間〜6時間程度なのでトレーニングにピッタリの山なのである。 ひるがの高原SAからスマートインターチェンジを利用して、ひるがの高原へ向かう。 平日とあって登山口には1台だけ車が止まっていた。 昨年は「熊出没に注意!」の看板があったが、今年は撤去されていた。 |
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![]() 【写真】ママコナ、カメバヒキオコシ 登山道を歩き出すと、去年も見かけたママコナの花やカメバヒキオコシが出迎えてくれる。 ママコナは半寄生の一年草で、花唇にある二つの隆起を米粒に見立てている。 カメバヒキオコシの葉っぱは亀の姿によく似ている。 先人はうまいこと名前をつけたと感心するばかりだ。 |
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![]() 【写真】一ぷく平で スギやヒノキの植林地からやがてブナが優先する道に変わると傾斜がきつくなる。胸突き八丁だ。 途中平らなところを抜けてから又一登りすると、登山口から1時間30分ほどで一ぷく平に到着する。 周囲にオオカメノキの赤い実がたくさん色づいていた。 |
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![]() 【写真】弾痕笹と展望台 一服して歩き出したら、葉っぱに規則正しい穴のあいた笹を見つける。 これを通称「弾痕(だんこん)笹」という。チョウやガの幼虫などが葉っぱが展開する前に食べた跡だ。 面白いから散策会などでよくクイズに出される(^-^) 展望台に着いたところで周囲を見渡すが、きょうは残念ながら槍ヶ岳はおろか白山すら見えない(残念↓) |
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![]() 【写真】カモシカにでくわす 展望台から一旦軽く下ったところで、黒い獣が目の前を走り抜けたのでびっくり仰天する! 「まっ!まっ!まさか、熊〜???」。 先着していた車の男性を途中で追い越したので、今は自分が先頭を歩いている。 きょうは熊よけ鈴を忘れたことを思い出し、ザックの中からごそごそ笛を探し出して、ピーピー吹きながらおそるおそる歩き出した。しだいに獣の臭いが強くなってくる。 少し歩いたところで、前方に黒い物体が私の方を見て立ち止まっていた。 よく見たらカモシカだった。 私が追いつくまでじっとにらめっこして、近づいてきたらまた逃げるの繰り返し。 この様子だと一緒に山頂まで登るのかな、と思っていたら途中で姿を消してしまった。 やれやれ、カモシカでよかった(^^;)A |
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![]() 【写真】山頂 それから先も注意しながら歩いていたがカモシカには出会わずじまい。 結局登山口から3時間ほどかかって山頂に到着することができた。 上では無数のアカトンボが飛び交っていて、時々デジカメや手にも止まるほどだ。 アカトンボを見るといよいよ秋だな・・・・・、と思う。 |
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![]() 【写真】オヤマリンドウ、ホツツジ 去年見かけた同じ場所にオヤマリンドウが、またホツツジが、今年も花を咲かせている。 こんな当たり前のことがとてもありがたい。 ひさびさに山歩きをして「山っていいなあ〜」と思わず山頂でつぶやいたのだった。 |
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去年と同じコースの紹介はこちら |
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☆大日ケ岳☆国土地理院地形図 |
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☆コース紹介マップ | |
☆登山口までの道案内 |
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<参考コースタイム>
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