[登山日記のメニューへ] |
トムラウシ山(2,141m) 平成22年9月12日 晴れ | |||||||
【写真】登山口 明朝4時30分に温泉を出発し、登山口でスパッツをつけてから5時にスタートをする。 登山届のノートを見るとすでに何名か早立ちしていた。 はじめはハイキングコースのような歩きやすい道をいく。 途中東の空から日の出に遭遇し神々しい気持ちになった。 |
|||||||
【写真】温泉からの合流点 20分ほどで温泉からのコースと出合う。 この先は針葉樹林帯につけられた笹道をゆるやかに登っていく。 |
|||||||
【写真】カムイ天上とトムラウシ山 やがてダケカンバ林の明るい道に出るとカムイ天上に着く。 登山口から50分で着いたので昭文社の地図のコースタイムとあまりにも違うのでビックリする。 どうやら縦走者が重い荷物を担いでいる場合のタイムらしい。 ツアーの団体客が「ここからトムラウシが見えるよ」と教えてくれる。 でっかい山塊が見え「あれがトムラウシか」と期待に胸が膨らむ。 |
|||||||
【写真】十勝岳方面 カムイ天上からは平坦な笹道を歩く。 前方に十勝岳が見えてきてうれしくなる。 やがてコマドリ沢に下る急な道がはじまる。 傾斜がきつく雨後はヌルヌルドロドロになって滑りやすいので注意が必要だ。 |
|||||||
【写真】コマドリ沢分岐 コマドリ沢分岐で増水している場合は注意と聞いていたが、水量が少なく靴が濡れることもなく石の上を歩いて通過した。 |
|||||||
【写真】沢沿いを歩く コマドリ沢分岐からは沢沿いを歩く。 残雪時は雪渓を歩くことになるので時間がかかりそうだ。 今はお花の時期が終わってしまったが、雪解け後この辺りは一面の高山植物で別天地になる。 バラ科のタカネトウウチソウがまだ少し咲いていた。 |
|||||||
【写真】ガレ場を歩く 沢を外れるとガレガレの岩場に変わる。 広々としているので道を見失いやすい。 岩に描かれた黄色い○印を見失わないよう歩く。 |
|||||||
【写真】前トム平 道の両脇はウラシマツツジの紅葉とガンコウランの緑の対比が美しい。 やがてハイマツが広がる前トム平に出る。 ここで一服してトムラウシの壮大な山塊に抱かれている気分を味わおう。 |
|||||||
【写真】トムラウシ公園 前トム平からケルンが積まれた丘を通過して、大きな岩がゴロゴロした道を下っていくとトムラウシ公園に入る。 ここは別天地で庭園のようなところだ。 この公園を歩いているだけで十分満足でき、仮に時間切れになってここで終わりになっても後悔はしないほどだ。 |
|||||||
【写真】山頂へ トムラウシ公園を堪能した頃キャンプサイトとの分岐に出合う。 山頂へ向けて岩場を登っているとシマリスに遭遇した。 夢中で草の実を食べていて食べ終わるまで逃げようとしない。冬眠前にたっぷりと栄養をとっているのだ。 分岐から20分ほどでトムラウシ山に着く。 |
|||||||
【写真】トムラウシ山で憩う登山者たち 9時15分 トムラウシ山到着! 一等三角点がで〜んと真ん中に置かれて見晴らしが良い。 2日前に登頂した幌尻岳、7月に登った羊蹄山、間近に十勝岳、旭岳が眺められ大満足! 山頂は狭いので毛雲岳方面から縦走してきた団体さんやトムラウシ温泉からの登山者たちでたちまちいっぱいになってしまった。 |
|||||||
【写真】縦走する人たち 眼下の北沼を眺めながら今度は旭岳から縦走してこようと誓う。 旭岳方面へ向かう人の拡大写真 |
|||||||
【写真】トムラウシ公園へ下る 山頂を10時に出発してガレ場を慎重に下る。 カムイ天上で出合った団体さんたちが登ってくるのとすれ違った。 下りは南南東の位置にあるニペソツ山をずっと眺めながら歩いた。 北海道の人たちが「北海道でピカイチの山はニペソツ山だ」と口を揃えて言うので、それならばと来年はニペソツ山に登ってみようと思う。 |
|||||||
ニペソツ山(前トム平までの間で撮影) | |||||||
ニペソツ山(カムイ天上までの間で撮影) | |||||||
【写真】登山口 13時45分無事に登山口に到着。 コマドリ沢からの戻りが長かったが、足元がドロドロになることもなくスパッツはきれいなものだった。 でも雨後は足元に注意が必要かも・・・ |
|||||||
(談) トムラウシ山はすばらしかったです〜♪ピストンだけでこれだけの感動を味わうことができたのですから旭岳からの縦走はもっと素晴らしいのでは・・・次回が楽しみです! |
|||||||
★コース紹介マップ ★国土地理院地形図 |
|||||||
★1山目の幌尻岳へ |
濁河温泉コース上で出合ったお花たち |
<参考コースタイム>
|
[登山日記のメニューへ] |