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片知山(966m)〜南岳(1,086m)周回コース 平成21年12月2日 晴れ | |
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まえがき・・・片知渓谷は新緑と紅葉の名所。その里山の象徴でもある片知山は昔から信仰の山として親しまれ、円空上人ゆかりの山としてもよく知られている。前回は6年前に口板山神社から入山しているが、今回はふくべの森から登ってみよう。 |
![]() 【写真】口板山集落から見る片知山 口板山の集落から片知山がよくみえる。 6年前はこの集落にある口板山神社から片知山を目指した。 入山者が少なく、滅多に人に会うことがないコースだった。 今回はもう一つあるふくべの森からのコースを登ってみようと思う。 平日なのでこちらも人と会うことはないだろう。 |
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![]() 【写真】瓢ケ岳登山道の標識 『ふくべの森』と書かれたさびれた標識を左に見て、カーブを曲がった少し先の右手に片知山登山口がある。 登山口には片知山ではなく『瓢ケ岳登山道』とかかれたプレートが置かれてあった。 注意して見ないと小さいので見過ごしてしまいそうだった。 車をその先の広くなった路肩に止めて登山口まで戻る。 |
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![]() 【写真】アカマツに取り付けられた標識 登山口から少し入ったところに『片知山登山口』とかかれた表示があった。 少し登ると林業用の道に出て、大型の重機が入り込んでいた。 それによって登山道が寸断されていたので、周囲を見渡して道を探すとそれらしき道にリボンがつけてあった。 |
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![]() 【写真】スギ林 歩き出しはスギの人工林の中をいく。 スギは湿潤な土地を好むので山腹の下の方、ヒノキはやや乾燥気味の上部に植えられている。 ところどころ落ち葉が堆積して踏み跡が薄くなっている。 |
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![]() 【写真】ヒノキ林と笹の林床 2回ほど涸沢を渡ると笹の生い茂ったヒノキ林に入っていく。 入山者が少ないのか、足元の笹は道を覆いつくすように生えている。 一度だけ間違って直進してしまい、テーピングしてあるポイントまで戻って軌道修正した。 後から一人20代後半?位の若い女性が登ってきたので驚いてしまった。 まさか、平日に女性一人でこんなマイナーなコースに入ってくるとは思っていなかったので、一人で大丈夫かな〜と心配してしまった。 こっちも一人なのに、すっかり自分のことは棚上げしているのだ(笑)。 |
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![]() 【写真】尾根の分岐 笹道の急傾斜を登りきると尾根に出る。 右へ行くと片知山、左は南岳〜瓢ケ岳だ。 まず片知山を目指す。 |
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![]() 【写真】片知山 6年ぶりの片知山。 展望がないのは相変わらずだ。 少し待っていると、さきほどの女性が着いた。 聞くところによると、子どもが学校へいっている間に日帰り登山を楽しんでいるという。時間が気になるのか10分そこそこで腰を上げ、足早に瓢ケ岳へ向かわれた。 どこかで見たことがある女性だなぁとず〜っと考えていた。 過去に仕事で名刺交換した人かも知れない。 尋ねればよかった、と後で後悔する。 山で熊男に襲われないように・・・と願うばかり(それ程きれいな人だった)。 |
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![]() 【写真】南岳 いい天気なので片知山だけで終わるのはもったいない。 南岳まで足を伸ばすことにする。 さきほどの分岐まで戻り、さらに尾根を進んでいくと前方に南岳の山容が現れた。 あそこまでいくのか、結構遠いなぁ・・・一度いっているし・・・軟弱な声がささやく。 |
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![]() 【写真】釜ケ滝登山口 尾根上のアップダウンを2〜3回繰り返し、釜ケ滝登山口との分岐に出あう。 美並村へ下りていくコースだ。 さらにそこから階段状の登りを詰めていくと南岳の山頂にひょっこり出る。 |
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![]() 【写真】南岳 何の変哲もない山頂で、尾根上の通過点に過ぎない。 天気がいいのにまるっきし展望がないからガッカリだ。 その先の瓢ケ岳まで足を伸ばそうかと思ったが、なんとなく気が進まず、結局抜戸岩から下りることにした。 山では気が進まないときは逆らわない方がいい。 |
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![]() 【写真】抜戸岩へ下るコース 休憩もとらずに、もと来た道を戻る。 釜ケ滝登山口の分岐を過ぎるとその先に抜戸岩へ下るコースがある。 |
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![]() 【写真】大岩 ヒノキ林の薄暗い中を下っていくが道はしっかりつけられている。 下っていくうちに沢が現れ、水の音が心地よい。 沢を2度ほど渡ると大岩が点在している場所に出くわす。 これらの岩を抜戸岩というのかな?よくわからない。 |
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![]() 【写真】登山口 大岩を過ぎたら車の走る音が近くに聞こえてきて、もうその先は片知渓谷の舗装道路だ。 |
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![]() 【写真】片知山方面 舗装道路を歩いて車まで戻る。 走ってくる車もなく天下泰平の一日だった。 |
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(談) 美濃市には1000m級の里山がたくさんあります。岐阜市から登山口まで1時間ほどのアクセスなので、冬季にはもってこいです。 |
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☆口板山神社からのコース ☆コース紹介マップ ☆国土地理院地形図 |
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<参考コースタイム>
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