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雄阿寒岳(1370.5m) 平成21年6月16日 霧雨 | |
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まえがき・・・阿寒湖畔からすくっと立ち上がる山容の美しさでは雌阿寒岳より雄阿寒岳といわれる。山頂に3つの火口をもち、中腹まで深い針葉樹の森に覆われた懐の深い山で山頂部からの展望はすばらしいという。コースは阿寒湖畔の滝口からになる。 |
![]() 【写真】滝口(標高約460m) 前泊の野中温泉別館(雌阿寒温泉)から阿寒湖へ向かい、滝口の駐車場に止める。(雌阿寒温泉から滝口まで車で20分ほど) すでに6時30分になるが天気が怪しいので車は一台もない。 数台止められそうな小さな駐車場の奥にトイレがある。 ここがいっぱいの時は、さらに東に走った左側に広い駐車場がある。 登山者用のポストにあるノートに記帳をし、6時40分スタート。 |
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![]() 【写真】太郎湖 阿寒川への水門を渡り、太郎湖に出る。 森に囲まれた小さな湖だ。 一人たたずむと何やら感傷的な気分になってくる。 根っこのステップを上がると、エゾジカのため糞があった。 緩やかな登りをこなすと木々の間に今度は次郎湖が見えてくる。 太郎と次郎、お気軽に付けられた名前だ。 オンネトーみたいに響きのよい名をつけて欲しかった。 次郎湖へ下りて行く道がつけられているが、パスをして先を急ぐ。 |
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![]() 【写真】オオサクラソウの咲く登山道 登山道の脇にはオオサクラソウの群落がみられる。 華やかなピンク色が暗い森にいろどりをそえる。 他にゴゼンタチバナ、マイズルソウ、ツバメオモト、アマドコロなどたくさんの花が咲いていた。 |
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![]() 【写真】オオツリバナ 歩けど歩けどなかなか標高は上がらない。 2合目を過ぎたあたりにオオツリバナが咲いていた。 |
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![]() 【写真】5合目 トドマツ林の急斜面の尾根をジグザグに切って登りきるとやっと5合目に着く。ハイマツの中の小広場といった感じ。 登山口からここまで2時間強もかかってしまった。 宿泊先で一緒だった人が5合目までが長くて苦しいよ〜と教えてくれたのを思い出す。 5合目からはハイマツ帯の平坦な道を行く。 |
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![]() 【写真】8合目 6合目、7合目を過ぎると開けた8合目に出る。 その昔、観測用?の建物があったような痕跡が広場に残っていた。 |
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![]() 【写真】奇怪な岩 8合目からは一旦くだり、奇怪な岩の間を通り抜け、山頂に向かう。 天気がよければ阿寒湖の展望がすばらしいに違いない。 |
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![]() 【写真】雄阿寒岳 1371mの雄阿寒岳に到着! 誰もいない山頂で1時間ほどぼ〜っとしていると、ご婦人が一人来られた。青森県からだという。 お互いにがんばったね〜と称え合い、写真を撮りあって一緒に下山をすることにした。 |
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![]() 【写真】ミネザクラ 5合目あたりに咲いていたミネザクラ。 北海道、本州中北部の亜高山から高山帯に分布する落葉小高木で花は5月下旬から6月に、花と葉が同時に出る。 サクラをみると癒されるのは、日本人だからか。 |
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![]() 巨大で毒毒しいキノコ。 指先で押しても木のように堅くてビクともしない。 |
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![]() 【写真】シロバナエンレイソウ ストックを持たない雨の下りはかなり辛い。 (今回ストックを自宅に置いてきたのは本当に失敗だった!) 膝の痛みを和らげるためにひたすらおしゃべりを続け、やっと14時に登山口に着く。 雌阿寒岳にくらべロングコースだったので、途中から話し相手ができて退屈せずに歩くことができた。 青森県民さん、お相手ありがとうございました〜 ちなみに今日の登山者は私を含め4組。下界の観光客も静かなものでした。 |
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【談】今回の雌阿寒岳、雄阿寒岳は霧雨のため展望を楽しむことができませんでした。ガイドブックで見た雄阿寒岳からの雌阿寒岳と阿寒富士の美しい写真が瞼に焼きついて離れません。次回もう一度挑戦しなくっちゃ!と心に決めたのでした。 |
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☆雌阿寒岳はこちら |
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<参考コースタイム> ◆登山形式:周回
☆コース紹介マップ
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