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小津権現山(1,157m) 平成17年11月19日 晴れ時々小雪 | |||||||
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まえがき・・・小津権現山は岐阜市や大垣市からも一目でわかるほどピラミダルな山で、雪が降ると一層その姿が際立って見える。前年(2004年)の1月、降雪直後に初トライをして、前衛峰で敗退した山でもある。 |
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![]() 【写真】林道終点の登山口 林道ができるまでは、小津集落の白山神社から30分ほど登ってこなければならないが、現在はほとんどの登山者が林道終点までマイカーで乗り入れている。 448mも標高をかせぐことができれば、やはり林道のほうが私にとっては魅力的だ。 |
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![]() 【写真】モミジとシロモジ いつも紅葉の葉っぱを見ても、それが何の木の葉っぱなのかよく分からずに歩いているので、きょうは紅葉の本をカラーコピーして持参してきた。 落ち葉を同定しながら歩いていると、新しい発見があって興味の対象がピークハントから足元に移ってくるのが面白い。 ![]() どこの山でもよく見られ、特徴のあるこの葉は「シロモジ」の木で、葉っぱを破って匂いを嗅いでみるとクスノキ科特有の香気がする。イロハモミジ、オオモミジ、ウチワカエデ、コナラ、ミズナラもこの山に多い。 カヤの原の台地にアンテナ用のコンクリート柱が2本立っていて、ここから高屋山までは急登が続くので、歩くことに集中する。 |
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8時45分 高屋山(955m) 三等三角点があるが、山頂というより通過点という感じだ。 高屋山から大きな山が前方に見えてくるが、小津権現山ではなくまだ前衛峰である。 高屋山からは大きく左に回りこんで、前衛峰に向かう。 ブナ林が続き、ミズナラも多い。 約25分ほどで前衛峰に着く。 雑木が茂っていて誰も立ち寄らないのだが、これが厳冬期だと雪におおわれて絶好の展望地となるのだ。 |
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![]() 【写真】テカテカ光る石楠花の葉っぱ 前衛峰からは急な下りになる。 2004年1月、この下りで腰まで雪に浸かって、撤退したのを思い出す。 このラインは石楠花の木が多い。 すでに冬芽もたくさん持っていて、来年の開花を待っている。 ※石楠花の葉はワックスを塗ったようにテカテカしているが、これは「クチクラ層」という葉の保護膜の層があって、日光に当たるとテカテカ光るので照葉樹ともよぶ |
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![]() 【写真】小津権現山 9時35分 小津権現山 最後の急登が終わると開けた山頂に到着する。 三等三角点のそばには白山権現の祠がある。 360度の展望が広がり、冠雪の能郷白山をはじめ目の前には花房山、雷倉、南西には伊吹山から連なる山々が見渡せる。 やや雲が多いので、御嶽山や乗鞍岳までは遠望がきかない。 |
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![]() 10時15分 前衛峰に向かって下山をする。 2004年1月 小津権現山撤退編はこちら |
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(談) ずっと心残りだった小津権現山の頂に立つことができて、1年10ヶ月ぶりに溜飲が下がりました(^-^) 登りはじめから小雨と小雪がちらつき、途中で帰ろうかな・・・と脳裏に撤退虫がよぎりましたが、なんとか自分をだましだまし山頂まであきらめずに登ることができました。 降雪直後に歩いたときは、前衛峰まで今回の歩行時間の3倍かかったことが思い出され、雪がないとこうもあっけないものか・・・と納得したのでした(^^;A |
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コース紹介マップ |
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<参考コースタイム> |
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