登山日記
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伊吹北尾根 平成17年5月15日 曇り時々雨

まえがき・・・伊吹北尾根は、お花の宝庫として有名。春先から順を競って様々なお花が咲き乱れ、登山者を楽しませてくれる。アクセスもよく、岐阜県春日村のさざれ石公園からスタートし、御座峰で折り返すこととする。

さざれ石公園【写真】さざれ石公園

春日村のさざれ石公園は「君が代」の歌詞で唄われているあの「さざれ・・・・」の石のある公園のことである。

さざれ石公園のトイレ横に登山届を出すポストがある。


【写真】農道最奥の駐車場

車はこのさざれ石公園には置かず、さらにその上に続いている農道を上がって、最奥に10台ほど止められる駐車場に置く。

8時 スタート(標高700mほど)


【写真】最低鞍部が北尾根との合流点かな・・・

登山口は駐車場の手前にある。
しばらく樹林帯の中を歩く。
次第に傾斜がきつくなって道は九十九折れになり、ふくらはぎが緊張しだす。
お花は登山口からすでに百花繚乱。
メモするのに忙しくて、ついつい山の景色は後回しになる。

ウマノアシガタ ハクサンハタザオ イチリンソウ ラショウモンカズラ スミレ


【写真】お花畑の中の一本道

登山道の周りには、ニリンソウが満開。
写真ではうまく表現できないけど、それはそれは見事な群生だった。

カタクリ


遅咲きのカタクリ


【写真】トラバース道は気分爽快

視野の左手に伊吹山ドライブウェーが入ってきた。
まだ時間が早いので、車の音はしない。

歩いてきた跡を振り返ると、きれいなトラバース道になっている。

合流点【写真】北尾根との合流点

9時20分 北尾根との合流点に着く。

右手が北尾根
左手が伊吹山頂


【写真】1149mの静馬ケ原

合流点からアップ、ダウン、アップ、ダウンの繰り返し。
道端には、お花〜お花のオンパレード。
春霞で遠望がきかなくても、大満足(^-^)




香りのよいサンカヨウ(メギ科)


ヒトリシズカ ザゼンソウ ヤマブキソウ ヒメレンゲ

御座峰【写真】御座峰1069m

10時25分 御座峰到着!
先客あり。

ここまで一度も休憩取らずに、牛歩とダッシュできたので、お腹がぺこぺこ。
お湯を沸かしてラーメンを食べようとしたら、雨がざーざー降ってきたw(゚o゚)w オオー!ついてない
腰下ろして15分で、仕舞い支度。
やれやれ、石鎚山から雨に祟られている・・・





ルイヨウボタン(類葉牡丹:メギ科)
黄緑色の花で、葉が牡丹の葉に似ている。

【写真】伊吹山を見ながら歩く

今度は伊吹山を眺めながら戻る。
ガスがかかったり、切れたり・・・とカメラを出すのも忙しい。

まだ続々と登山者が御座峰向けて歩いてくる。
時間を見れば、正午まえだもんねぇ・・・


【写真】合流点に戻る

11時50分、合流点にもどる!
2人の女性が伊吹山頂方面へ上がっていくところだ。

お昼ご飯がまだだったので、できれば眺望のよいところで一服したかったが、風が強くて寒いので、ここはやはり登山口まで一気に下りようと思う。

雨後で足元はどろどろ。行き違う登山者が何度も滑りそうになっていた。
12時35分 登山口帰着


☆★コース上で出合ったお花たち★☆

シャク、セントウソウ、キランソウ、ネコノメソウ、ムラサキケマン、ミヤマキケマン、タチツボスミレ、ツボスミレ、スミレ、ウマノアシガタ、ノミノフスマ、ラショウモンカズラ、イチリンソウ、ニリンソウ、ヤマルリソウ、カタクリ、サンカヨウ、ヒトリシズカ、ヤマブキソウ、ザゼンソウ、ルイヨウボタン、チゴユリ、ユキザサ、エンレイソウ、ヒメレンゲ、ハクサンハタザオ


(談)今年になってからはじめて花の名山を巡ってきました。時期を変えてこのコースから今度は伊吹山頂のお花畑にぜひ行ってみたいと思いました(^o^)

コース紹介マップ

<参考コースタイム>

◆8時5分 登山口スタート、御座峰10時25分着
◆10時40分御座峰スタート 登山口12時35分帰着

・さざれ石登山口(1時間15分)合流点(65分)御座峰(70分)合流点(45分)さざれ石登山口

・歩行時間 登り/2時間20分 下り/1時間55分
※登りはお花の写真を撮りながらの牛歩でした。

◆登山形式:往復登山
コース紹介マップ

<アプローチ>
揖斐川町春日の「かすがもりもり村」からさらに西へ走ると、「さざれ石公園」の指導標が出てくるので左折。橋を渡って長谷川沿いに「さざれ石公園」まで一本道。最後のポイントで「さざれ石公園」の指導標を見て右折します。さざれ石公園に駐車場とトイレはありますが、さらに農道を上がったところに10台ほど止められる駐車場があります。この農道で30分はカットできますよ。


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