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奥穂高~ジャンダルム~西穂高岳縦走 平成15年9月27日・28日 晴れ | |
1日目 | |
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まえがき・・・ジャンダルムの縦走は昨年来からの夢で、今年こそ果たそうと8月からその機会を狙っていたにもかかわらず、雨、雨また雨に泣かされ「今年はもうだめなのかな・・・」とあきらめかけていたら、ようやくめぐってきた晴れ間に2日でこなせる奥穂高~西穂高のコースを選ぶことにした。リーダーは初めてお手合わせをするベテランのMさん。 |
![]() 自宅を2時に出て、新穂高温泉へ向かう。 新穂高温泉バスターミナルより数メートル手前にある橋の中央から河原に下りていく道があるので、「村営無料駐車場」の指示看板に従って、車をとめておく。 駐車場で軽く朝食を済ませ、5時半に出発し、新穂高温泉バスターミナルの登山案内所に設置された登山BOXに登山届を提出し、6時にスタートをする。 |
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![]() 新穂高温泉から蒲田川右俣林道を歩き、55分で穂高平避難小屋に着く。 林道の途中でショートカットして穂高平へいく道があるが、今は崩壊していて使えない。 穂高平から45分で白出口。 避難小屋(白出小屋)があり、トイレも完備されている。 |
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![]() 白出小屋からしばらく樹林帯の中を歩く。 荒れた小沢を二つ横切ると、左手から沢の音が豪快に聞こえてくる。 白出沢だ。 沢へ下りるには写真の木のハシゴを使う。 |
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![]() 白出沢に架けられた仮設の橋を渡って右岸へ。 ※この木橋は雪が消えて沢床が安定する7月中旬に架けられ、11月6日に撤収される。それ以外は沢を渡渉することになるのでご注意! |
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![]() 写真クリックで拡大 渡渉したら、岩切道に入る。 この岩切道はコース中最大の悪場。 道は岩壁を人工的に切り開いてできている。 岩からしみ出た水で濡れていて、滑りやすいところもある。 この岩切道を見過ごして、白出沢を登っていく人が後を絶たないと聞く。注意しよう。 |
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![]() 岩切道を過ぎると、道はやがて大きく右に巻いて、白出沢が遠のいていく。 つぎは鉱石沢の大きなガレ場を登っていくと視界が開けてくる。 後を振り返れば、笠ガ岳が大きい。 昔は荷継小屋があったという石積みのところで15分ほど休憩をとる。 |
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![]() 小屋跡からは不安定に岩が重なった急傾斜のガレ沢を登っていく。 登山道のところどころに○印がかいてあるが、崩壊が激しく、○印に頼りすぎるととんでもないところを歩くはめになる。 落石が起きやすく、前後の登山者には細心の注意を払わなければならない。 |
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![]() やっと穂高岳山荘が視界に入ってきた。 やれやれ・・・と思ったのも束の間、登っても登ってもまだ距離が縮まらない。 上部に近づいてくると、道は階段状になり歩きやすくなった。 ジグザグに登っていくと、やがて要塞のような石垣が見え、最後の一頑張りで穂高岳山荘の裏手(北側)にひょっこり出る。 |
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![]() 11時50分到着! 思いのほか、早く着くことができた。 急いで大休みをとるよりも、ゆっくり歩いて休憩を少なくするほうが早着きの秘訣である。 山荘のテラスでは日向ぼっこを楽しんでいる登山者で賑わっていた。 涸沢の紅葉はまだ今ひとつか・・・・ 前穂高の鋭い岩稜群は今日も健在だ。 高山病を防ぐために、夕飯の5時まで「横にならず&ビールも飲まずに起きていた」のが効を奏し、この日は夕食を美味しくいただくことができた。 布団は1枚に2人だったが、幸いロフトの布団が4人分空いていたので、女性登山者が優先的にロフトに上がることができた。Mさんの心優しいご配慮に感謝!(^-^)V |
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2日目・・・いよいよジャンダルムへ コース紹介マップ |
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<参考コースタイム> <見所>
<穂高岳山荘>
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