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ニノ峰(1,962m)〜一ノ峰(1,839m)〜銚子ガ峰(1,810m) 平成15年6月8日 晴れ | ||||
二日目 | ||||
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![]() 【写真】ご来光 別山から東へ派生する稜線上に朝日が昇ってくる。 神々しい瞬間だ。 朝食を済ませ、軽装備で6時に小屋をスタート。 銚子ガ峰まで南縦走路を南下し、また小屋まで戻ってくる予定である。 |
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![]() 小屋の東側に広がる雪渓を大胆に下って、南縦走路(石徹白道)にのる。 雪渓の切れた登山道の下りでは崩壊が激しく、下手をすると転落する危険性がかなり高かった。 |
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![]() 二ノ峰の鞍部に下りたところで避難小屋のある三ノ峰方面を振り返ってみると、別山が光り輝いている。 みんな足を止めて、しばし眺める。 |
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![]() 鞍部の「水呑釈迦堂跡」をすぎ、登りにかわって「鬼ノ鼻面岩」で下方を眺めやると、幅の平が広がり刈込池の水面が光って反射しているのが見える。 そこから一登りで二ノ峰。 ニノ峰の山頂表示は通過点に過ぎないが、三等三角点を踏みたかったので、登山道に男性陣を残し、女性二人で藪の中まで分け入って、写真を撮ってくる。 |
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![]() ニノ峰を過ぎ、また鞍部まで下ったところでギョウジャニンニクが群生しているのを見つける。 葉をもいで嗅ぐと、ほのかにニンニクの香りがする。 なんだか臭いを嗅いだだけで元気になってきたような気がするので、ニンニクパワーってすごいなぁ〜と改めて感心する。 また、登山道にはハクサンチドリが盛りを迎えていた。 |
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![]() 鞍部からまた登り返したところが一ノ峰山頂。 三角点はないが、眺望は抜群。 別山が大きく見える。 また、南縦走路を南北に眺めるには格好のよいポイントだ。 |
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![]() 一ノ峰からは、また鞍部に下り、登り、下りを3回ほど繰り返す。 上小池からの登山道から「銚子ガ峰」を眺めたとき、3つのコブが見えたので3度アップダウンをしなければいけないということだ。 雲天ももすり岩を抜けると、8時に銚子ガ峰に到着! 白山系の最南端の山である。 |
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三等三角点のある銚子ガ峰から北を眺めると、昨日から歩いてきた稜線がざ〜っと見渡せる。 山頂でくつろいでいると、石徹白道から4人グループが上がってきた。 聞くと、愛知県の三河からみえたそうだ。 ひとしきり眺望を満喫したのち、今きた道を三ノ峰避難小屋まで戻ることにする。 |
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![]() 帰りは別山を思う存分眺めながらの稜線歩きとなる。 アップダウンの繰り返しは苦しいが、素晴らしい景観に足取りは軽い。 途中、昨夜避難小屋で同宿だったグループとすれ違う。 石徹白登山口へ下りるという。 |
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![]() 約1時間40分で避難小屋に戻ると、すでに新しい登山者で広場は賑わっていた。 小屋からザックを持ち出し、お昼を作って食べてから、最後に残された下りのコースに入る。 |
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![]() 重いザックを背負い、昨日登ってきた道をまた下っていく。 照りつけが厳しく、やたらと喉が渇く。 登山口まで水場がないので、持参してきた飲料水の配分を考えて飲むのだが、渇きはなんとも押さえられない(~~; 山越跡で水がなくなってしまったが、登山口の水場までなんとか堪え、渇ききった喉を思う存分潤した。 |
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(談) 避難小屋泊まりは初めての経験で、荷揚げの苦しさ、小屋でのすき焼きパーティ、シュラフでの一夜、楽しい語らい・・・などとても思い出深いものとなりました(^-^) 三ノ峰避難小屋を拠点に南北の縦走路を歩くのは気分のいいものです。お花の宝庫といわれるだけあって、足は遅々と進まないので、時間配分にはくれぐれもご用心くださいね(^-^) |
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一日目の別山への道はこちら コース紹介マップはこちら |
ニノ峰〜一ノ峰〜銚子ガ峰の稜線上で出合ったお花たち | |||
![]() アケボノツツジ |
![]() ツバメオモトとオオバキスミレ |
![]() オオバキスミレ |
ミヤマキンポウゲ、ショウジョウバカマ、ハクサンチドリの群生、キヌガサソウ、サンカヨウ、ヒメイチゲ、ギョウジャニンニク、ヒメイチゲ |
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<参考コースタイム>
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