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一般的に山歩きでは何が起こるかわかりません。
通常起こりうる怪我の応急処置くらいはできるように
日頃から準備しておきましょう!
靴擦れ、マメ
山で一番多いトラブルの筆頭です。靴ずれは、水泡ができる前に処置をします。 皮膚が赤くなった段階で傷バンを2重に貼ったりテーピングをしたりして皮がむけないようにします。

捻挫・骨折
足首の捻挫も結構多いトラブルです。テーピングで足首を固定し、同行者が肩を貸して歩きます。
骨折は
副木を当ててテーピングテープで固定します。骨折の場合は、自分たちのパーティで搬出できなければヘリコプターの要請も必要になります。

切り傷・すり傷
小さな傷なら傷バンを貼ります。患部は水で洗うなど清潔に保ち、雑菌が入らないようにします。

救助が必要なケース
  • 高山病
  • 狭心症
  • 急性心不全
  • 急性心筋梗塞
  • 脳内出血
  • 脳梗塞
  • ぎっくり腰

パーティに負傷者・病人が出たら、現在地を正確に把握してから救助の連絡に行かせ、残った者も無駄な体力は使わず救助をその場で待ちます。
道に迷って下山できなくなった時もその場で救助を待ちます。
救助を要請したからといって、すぐに救助隊が到着するとは限りません。
天候次第では、2〜3日その場でビバークすることになるかもしれません。
そういう場合にも慌てず、持っているものはすべて着込み、ツェルトがあればそれをかぶり、体温の低下を防ぎます。
ツェルトを持っているかどうかは、時には生死を分けることもあります。
できるだけ発見されやすい状況を作り、もし近くに開けた場所や小高い所があればその場に移動してもいいでしょう。
(ヘリによる救助の場合、発煙筒をもっていると発見されやすい。)
また最近は携帯電話で救助を求め、命が助かったというケースが増えています。
稜線などに出ると電波がつながるので、
携帯電話は今や心強い味方です。
食糧は持っている物を食いつなぐしかありません。普段から緊急用の食糧やカロリーメイトなどを常備しているといざという時に助かります。

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