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飯豊山(いいでさん 2,105m)大日杉登山口 平成28年8月7日〜8日 晴れ |
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日本百名山最後の100山目は「飯豊山(いいでさん)」です。
飯豊本山までの距離が長く、途中にある山小屋は寝具がないので寝袋を背負って歩かなければなりません。
食事の提供をしてくれる唯一の切合(きりあわせ)小屋は7月〜9月(9月は中旬のみ)の営業なので、
食事をあてにして小屋の営業に合わせるとどうしても酷暑になるので、一番後回しになってしまいました。
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長い支脈と多くの谷を抱えた膨大な山塊の飯豊山は、山形、新潟、福島の三県にまたがっていますが
三国岳から飯豊本山に続く主稜線は福島県山都町の領有という不思議な形で今も守られているのです。
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8月7日(1日目) |
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4:40 大日杉登山口に着く。
手前10台、その先30台ほどの駐車場。 |
橋を渡った右手の小屋で
登山届を出しておく。 |
登山道はここから始まる。
5時スタート |
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いきなり急な鎖場が現れる。 |
途中出合った見事な大杉 |
長之助清水 |
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地蔵岳(ここまで所要3時間)
1984年この付近で縄文時代の
ヤジリが発掘された。 |
地蔵岳を少し進むと三角点がある。
飯豊本山の眺めがよい。 |
周辺にはセンジュガンピの群生 |
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地蔵岳から先の道は飯豊本山を
眺めながら歩けるので気分がいい
サングラスは必携だ |
御坪
飯豊山が信仰の山だということを
思わせる。 |
「どうかバテませんように・・・」 |
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コキンレイカ
(ハクサンオミナエシ) |
草履塚(左)、飯豊本山(右)が絶景! |
切合小屋まであと1時間位か・・ |
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本コース初めて沢筋に出る。
周囲は花畑が広がっている |
冷たい水で顔を洗ったら
ようやく生き返った |
気分も爽快になったので
ウサギギク、ニッコウキスゲが
咲く草原から切合小屋へ向かう♪ |
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イイデリンドウ
ここでしか見られない特産種。
花の真ん中が☆型に見える。 |
11時 切合小屋 疲れた〜(+_+)
受付済ませ1時間ほど休憩をとる。 |
12時 山頂目指して小屋を出発。
マツムシソウがたくさん咲いていた。 |
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斜面に残った雪渓
7月だったら雪渓の上を歩くのだろう。 |
斜面にはお花畑が広がる。
カラマツソウ、チングルマなど
白い花が多い。 |
草履塚
信仰が盛んだった頃、ここで草履を
脱いでこの先の神域に入っていった
のが名前の由来。 |
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草履塚から飯豊本山を望む。
まだまだ遠い。 |
この先、鎖場を通過する。
ストックを持っていると歩きにくい。 |
飯豊本山から下ってくる団体を
待っているところ。 |
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山頂にある本山小屋が見えてきた。 |
小屋前の飯豊神社で
拝んでいこう。 |
参拝後、目指すは飯豊本山。
緩やかな道だ。 |
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20分で到着! |
ついに100名山完登しました!
2016年8月7日(日)晴れ 14:00 |
20年かかりました・・・
長かった〜 |
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帰りの道中では
イイデリンドウ、ソバナなど
高山植物に目がとまり
思わず足が止まってしまう。 |
本山小屋まで戻る。
冷えたコーラが本当に美味しかった! |
4時 切合小屋まで戻る。
ツレとビールで乾杯して、カレーを
いただきました!8時消灯 |
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8月8日(2日目) |
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翌朝小屋の窓が明るくなり
寝袋の中から日の出を撮影 |
朝食後、水場でペットボトル3本に
給水して下りの準備をはじめる。 |
6時 飯豊本山、見納め。 |
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昨日の水場
周囲一面がで
今回の旅で一番好きな場所でした |
ようやく地蔵岳まで戻ってきた。
電波が入るので
縦走でお迎えを呼ぶ場合はここで。 |
切合小屋から約5時間、
大日杉小屋に下山。
飯豊山の旅を無事終えました
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夏の最盛期の飯豊山は、誰でも気軽にという山ではありませんでした。暑さとの闘いです。
寝袋といつもより多めの水を入れたザックは通常よりも2倍重く、2日目は腰と膝にぐぐ〜っときました。
そうした試練に耐え、登りきった飯豊山こそ、100山目にふさわしいと思いました^^
今回の100山目「飯豊山」完登においては昨年来よりたくさんの友人・知人に応援していただき、大変力になりました。
心から御礼申し上げますm(__)m
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<参考コースタイム>
大日杉登山口コース
◆1日目:大日杉小屋登山口〜飯豊本山〜切合小屋 :行程時間(登山口〜切合小屋6時間、飯豊本山往復3時間半)
大日杉登山口 |
地蔵岳 |
切合小屋 |
本山小屋 |
飯豊本山 |
本山小屋 |
切合小屋 |
5:00 |
8:00 |
11:00-12:00 |
13:40 |
14:00-14:15 |
14:30-14:45 |
16:10 |
◆2日目:切合小屋〜大日杉小屋登山口 :行程時間 4時間45分
切合小屋 |
地蔵岳 |
大日杉小屋 |
6:00 |
8:30 |
10:45 |
<ポイント>
大日杉登山口コース、川入登山口コース、祓川登山口コースの3つを調べました。
登山口までの道路のアクセスが良く、3つのコースの中で切合小屋までは一番近いのではないかと思い、選択しました。
コース上危険個所は少ないです。
主稜線に入る手前の沢筋の草原一体のお花畑は見どころがあります。今回私が一番気に入った場所でした。
切合小屋 7月〜9月(9月は中旬のみ)
電話:0241−39−2407 100人程度 食事付7200円(米3合持参だと6200円) 水場あり テンバ有り
<アプローチ>
日本海東北自動車道「荒川胎内IC」を降りて、113号線の荒川道路を走って白川温泉「白川荘」で前泊
翌朝、白川荘から岳谷親水公園キャンプ場を抜けて「大日杉登山口」まで車で約25分。
白川荘で頼んだ行動食(お昼ご飯)の笹モチ(笹の葉で巻いて蒸したもち米 小5個)は美味しくて日持ちがし、重宝しました^^
下山後は、白川荘で汗を流してから喜多方市「熱塩温泉 山形屋」で祝杯をあげました |
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