登山日記
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屋久島・白谷雲水峡(標高600〜1,050m) 平成27年5月8日 晴れ

南の島の太古の森で自然のパワーを体全体で感じとる♪

白谷雲水峡は、宮之浦川の支流、白谷川の上流に広がる森。
苔むした巨木や天然水の流れなどに触れると世俗を忘れる。
コースはアップダウンが小さく初心者でも気軽に楽しめるネイチャースポット★


 白谷雲水峡の入り口まで、屋久島空港からレンタカーで約30分ほど。屋久島には有名なコンビニは一つもないので、空港〜宮之浦港までの間にある地元のスーパー(エムマート、COOP等)で水や行動食などを買い、トイレは雲水峡の駐車場で済ませておく。
白谷川に架かる橋からスタート 橋から滝が見える 入口で300円払って入場
 

案内板をよく読んでおこう♪  苔の中のタツナミソウ  二代大杉


 
この杉、でっかい!! たこ足だ〜  苔がステキ
 

三本足杉 よっこらしょっと! 奉行杉

 


苔むす庭園 二代くぐり杉 くぐってみよう☆

 

この分岐から白谷小屋方面へ サルノコシカケの仲間 ここの苔、何種類あるかな・・・
 

ヒメシャラの巨大なコブ 飛流橋を渡って出口へ ヤクシカ
ニホンジカよりも小型
 

コガクウツギ サクラツツジ 自然の一部になって歩きました^^
 

談)
明日が雨の予報だったので、屋久島空港到着後すぐにレンタカーで白谷雲水峡へ向かいました。
これがベストな判断で、翌日は大雨の為 白谷雲水峡は入山が制限されていました。
14時半からのスタートだったので、太鼓岩までいけませんでしたが、マイナスイオンに満ちた森の中を歩くだけでリフレッシュできました。やっぱり白谷雲水峡は何度足を運んでも素晴らしいところです

おすすめの季節 5月〜6月上旬

GW明けから入梅の6月上旬までがトレッキングのベストシーズン。新緑が美しく、宮之浦岳ではシャクナゲの群生が見られます。ただし縄文杉までのトレッキングは、往復約10時間かかるハードな内容。体力に自信がなければ、往復3時間程度で楽しめる白谷雲水峡や50分程度で回れるヤクスギランドがお勧めです!



  2日目の立ち寄りスポット
   
屋久島の枕状溶岩
海底火山が噴火して出来た枕状の溶岩
トローキの滝 中間ガジュマル
島内最大のガジュマル
     
紀元杉
推定樹齢3000年 
ヤクスギランド
雨の中もしっぽりとステキ^^ 
屋久杉自然館 


大川の滝 (名瀑100選)
近づくとビショ濡れになります>O<


ハマボウフウの上のアカスジカメムシ 
ウミガメが産卵の為上陸した跡
行きと帰りの跡がクッキリ(永田いなか浜) 
  屋久島の巨樹・巨木の天然林 
   スギは日本固有の樹木で、一般的に樹齢500年程度が寿命とされるスギが1000年を超えて生育する場所は屋久島だけです。「屋久島はひと月に35日雨が降る」と言われているように雨がスギの寿命と少なからず関係しているようです。
またヤクスギと呼べるのは1000年以上の樹齢のものだけ。それ以下はコスギと呼んで、区別されています。 
(補足)
ヤクスギは伐採したら平木にして年貢として薩摩藩に納めていました。平木は屋根材などに利用されました。昔から言い伝えがあり、伐採する前の晩に、スギに斧を立てて一晩おき、翌日斧が倒れていなかったら切ってよし、倒れていたら切らない、という決め事を守っていたそうです。
昭和40年代までヤクスギの伐採は続いていましたが、その後は保護されていき世界自然遺産にまでなりました。
現在ヤクスギとして販売されているお土産物などは土埋木から作られたものです。
   
  備忘録
5/8:安房港での宿泊先:民宿まんまる
5/9:永田いなか浜での宿泊先:ソロモン流で紹介された「送陽邸



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