登山日記
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荒島岳(1,523m)中出コース 平成26年9月21日 晴れ

荒島岳は、勝原コースから過去3回登っていますが、
今回は、深田久弥さんが登ったという中出コースを初めて歩いてみました。

登山者が少なく、花の種類が多いので静かな山歩きを好む人向けです^^

みずごうの駐車場。
きれいなトイレがある。
勝原コースに比べ、ガラ空き。
きょうは日曜なのに10台くらい。
舗装道路を10分程上がっていく。 中出コース登山口
舗装からオフロードに変わる。
 
 
道路脇にはヨメナ、ツリフネソウ、ヤマハギ、ツリガネニンジン、ゲンノショウコ、キツネノマゴなど花が満開^^ ここから本格的な登山道に変わる。
まだまだ秋の花が続くので楽しい(^^)
しばらくはスギの植林地帯を歩く。
 
アキチョウジ ツリフネソウ アキノタムラソウ

 
雨降り展望台
特に展望なし。
ヤマトリカブト おおこば展望台
展望がないのに、
展望台という名前がお気に入りか?

 
クロバナヒキオコシ
とってもかわいらしい花(*^^*)
ヤマアジサイ
まだ一輪だけ咲いていた。
やっとブナ林に出て、
雰囲気が変わる。
 

 
ツルニンジン
植物全体が臭い。
茎を傷つけると白い汁が出る。
オヤマリンドウ
珍しく大きく開いていた^^
小荒島岳分岐
ピークに立ち寄ってみる。
 
 
5分も登れば小荒島岳のピーク。
隣りに見えるは荒島岳。
まだここから1時間半はかかる^^;
白山の眺めを独占できるし、ここでやめようかと一瞬考えたが、軟弱さを振り切り荒島岳へ向かう(^◇^) 元の登山道に戻って歩き続ける。
 
  
シャクナゲ平
勝原コースとの出合い。
少し下ると佐開コースとの出合。 ロープや鎖があるコース一番の急登。ここ「モチが壁」での事故が多いので登りも下りもゆっくり行こう!
 
 
眼下に大野市が広がる。 前荒島から荒島岳への道。
まだまだ登りが続く。
やっと祠が見えてきた。
 
人でいっぱいの荒島岳 一等三角点と標柱 山頂で憩う登山者たち
 
 
シモツケソウ
山頂には他にもお花がまだ
たくさん咲いていた。
下りは同じコースをとる。
トモエシオガマ(赤) トモエシオガマ(白)
 
4回目の荒島岳です。
中出コースの印象は、登山者が少ないせいか、登山道が人の踏み跡で拡張されることなく自然が残されています。スギの植林地帯を歩く時間が長く、ブナは若木が多いです。花の種類が多いのでお花が好きな人にお勧め
勝原コースはブナの巨木が多く、癒されますが、登山者も多いです。コースタイムはどちらもさほど変わりません^^


☆勝原コースはこちら

 ☆荒島岳☆国土地理院地形図


<参考コースタイム>

◆コース

・登り 3時間10分
・下り 2時間30分
駐車場  小荒島岳分岐 小荒島岳 シャクナゲ平 荒島岳 シャクナゲ平 小荒島岳分岐 駐車場
7:50 9:45 9:50 10:15 11:00-11:45 12:30 12:50 14:15


<アプローチ>
岐阜県の白鳥から行く場合は、白鳥ICから油坂峠道路を通ってR158号線で九頭竜湖へ向かいます。その先勝原スキー場(勝原登山口がある)をやり過ごして、山間の道から平地に出たところで、「蕨生」へという標識があるので、それを左折すると「荒島岳・中出登山口」の標識が現れます。それに従い進んでいくと、途中また大きな「中出登山口」の標識がある角で左折し、林道を登っていくと左に中出登山口が現れます。広い駐車場でトイレも完備されています。

<下山後の入浴>
九頭竜温泉「平成の湯」
158号線を岐阜方面へ戻る途中、和泉村に日帰り温泉「平成の湯」があります。露天風呂あり。
泉質:アルカリ性単純温泉(アルカリ性低張性低温泉)全国でも数少ない泉質らしいです。
入湯料:600円(ホームページの500円は間違い)
補足:石鹸、シャンプーあり。タオル持参のこと
他にレストラン棟、コテージ棟などの食事・宿泊施設もあります。



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