登山日記
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会津駒ヶ岳(2,133m) 平成26年9月15日 晴れ

山頂付近に池塘が点在する会津駒ヶ岳は、穏やかな広い稜線をもち、
中門岳(2,060m)まで足を延ばせば贅沢な高層湿原の世界を二度味わうことができます。


関越自動車道の堀之内ICから只見を通って桧枝岐村へ入る。シルバーラインを通って奥只見から入るよりも走りやすいので距離は長くても時間は変わらない。桧枝岐村のR352上にある「尾瀬国立公園・会津駒ヶ岳滝沢登山口」の標識から入る。 舗装道路を上がっていくと登山者用の駐車場スペースが各所にあり、一番登山口に近い場所から順にうまっていく。早朝5時で一番上は満車。
(登山口付近にトイレなし)
滝沢登山口
舗装道路を少し登っていくと登山口がある。ここで登山届を出す。
山頂まで5.3Km。木製の階段を登って5:30スタート!
 
 
ブナの森の中、急坂が続く。
途中、開けた場所にでる。
その先にコース上唯一の水場がある。
ベンチがあるので休憩しよう。
樹林帯を抜ける頃、
駒ヶ岳の山頂部が見えてきた。
 
木道に出ると、前方に
駒ノ小屋が現れる。
途中のベンチで憩う登山者たち。 長い木道を駒ノ小屋まで歩く。
緩やかな道で気持ちが良い。

 
2時間20分で駒ノ小屋に到着! 7:50-8:15 小屋で淹れたてコーヒーをいただくおいしい^^ 駒ノ池から駒ヶ岳山頂へ向かう。
小屋からは15分程度の登り。

 
ジョウシュウオニアザミが咲く
木道を登っていく。
途中、中門岳との分岐を経て
8:30 山頂に到着!
今年初めて百名山をカウントできた。
これで96座目^^
まだ時間が早いので
天上の楽園、中門岳へ向かう。
 

 
高層湿原特有の池塘が点在し、
花の時期は素晴らしいそうな(*^^*)
尾瀬の燧岳
ネコの耳みたい^^
一番大きな中門ノ池
 
 
中門ノ池に中門岳の標柱が立っているが、山頂部はまだこの先である。  ここが中門岳の山頂部。
ぐるっと池を一周して来た道に戻る。
木道の周囲が赤く見えるのはモウセンゴケ。池の周囲に群落をつくっている。
モウセンゴケ(食虫植物)
朝露に見えるのはモウセンゴケが
粘液を出して捕虫するためのもの。
粘液を指先でこすると甘い香りが漂う。
 
  
オヤマリンドウ
あまり花は開かない。
秋を代表する花の一つ。
秋の気配が漂う池塘の周り。
ワタスゲ
 
 
池塘と燧岳 イワイチョウ 水辺の植物
 
駒ノ小屋へ戻る。
高層湿原を堪能した後は
元来た道を戻る。
12:20 駐車場に帰着
ツリフネソウ
(駐車場周辺)
ヤクシソウ
(駐車場周辺)
 
 
会津駒ヶ岳は初夏の花の時期が良いと聞いていましたが、9月の中旬でも、すでに秋の気配が訪れていて十二分に楽しませていただきました。
とても素晴らしい山です
 
☆ 滝沢コース紹介マップ

 ☆会津駒ヶ岳☆国土地理院地形図


<参考コースタイム>

◆コース

・5時30分スタート
・12時20分帰着
駐車場  水場 駒の小屋 会津駒ヶ岳 中門岳 駒の小屋 水場 駐車場
5:30  6:35 7:50-8:15 8:30 9:10 10:10-10:30 11:20 12:20 


<アプローチ>
新潟周りで堀之内ICから只見町を通って桧枝岐(ひのえまた)村へ入ります(R252⇒R289⇒R401⇒R352)。シルバーラインを通って奥只見から入るよりも走りやすいので距離は長くても時間は変わりません。むしろ早いかも。
コンビニは堀之内ICから降りてから走行中にセブンイレブンが3店舗ありました。桧枝岐村にコンビニはありません。
登山口は、桧枝岐村のR352上にある「尾瀬国立公園・会津駒ヶ岳滝沢登山口」の標識から入ります。
岐阜市内から(関IC−堀之内IC約5時間。堀之内IC−只見町回りで桧枝岐村へ約2時間15分)

<前泊の宿>
民宿たきさわ・・・イワナづくしの料理と手打ちそばが大変おいしく、部屋もきれいでとても得した気分になりました^^
宿にお風呂がありますが、近くにある天然温泉の燧の湯or駒の湯の会員カードを貸してもらえたのでタダで入浴できました。満室の場合は観光案内所で空いている民宿をさがしてもらえます。
(桧枝岐村観光案内所 0241-75-2432)

<下山後の入浴>
燧の湯、駒の湯・・・いずれも登山口からすぐのところにあります。入浴料500円(内湯と露天風呂)。
前泊した民宿で300円の券が買えました。(場合によっては民宿で無料で入浴できる会員カードを貸してもらえます)



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