登山日記
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 巻機山(まきはたやま1,967m) 平成25年10月14日 快晴

まえがき・・・日本百名山を目指している人ぐらいしか読めない難読の山・巻機山は、伝説によると山中で美女が機を織っていて、その音が麓まで響いてきたとか、満月の夜に機織り姫が里に下りてきたとか、機織りが盛んだった土地の言い伝えによるものだという。


 
前日、岐阜市の自宅を朝8時過ぎに出発し、登山口のある清水に15時頃到着し、桜坂駐車場を確認しておく。民宿が立ち並ぶ清水から桜坂Pまで車で5分ほど上がる。ぞくぞくと下山してくる車があり、細い道路ですれ違いもままならず。駐車料金500円を徴収している管理人の話によると、明朝5時半までに入れば駐車できるのではないかということだった。この日は、五十沢温泉「ゆもとかん」に泊まり、明日に備え早めに床に入る。
翌14日は、満天の星の下、5時15分に桜坂Pに到着。すでに駐車場は車でごった返し、止める場所を見つけるのも一苦労。車中泊した人や下の清水の民宿に泊まった人でいっぱいだった。のこのこ6時過ぎに来ていたら、下の道路から歩いていく羽目になるところだった(^^;A
清水集落の最後の民宿・泉屋を左折。 登山口の案内板がある。
桜坂Pまで車で5分。
桜坂の一番奥の駐車場に止める。
体操する団体さんの間を抜けていく。
         
入り口に登山届のポストがある。
5:30 スタート
少し進むとすぐに分岐。
右が井戸尾根、左がヌクビ沢コース。
井戸尾根をいく。しばらく登ると
ブナ林
の気持ちいい道に変わる。
         
7:05 6合目の展望地。
ヌクビ沢が見える。▲は割引岳。
7合目の休憩所。 登山道から振り返ると鮮やかな
紅葉の絨毯が広がっていた。
         
8:05 8合目からは階段状の道。
1歩1歩ゆっくり足を運ぶ。
前方右になだらかな巻機山が
見えてきた。中央の▲は割引岳。
8:20 ニセ巻機山
周囲の展望抜群!
         
避難小屋まで木道をゆく。 8:30 避難小屋
中にきれいなトイレと部屋がある。

小屋の裏にも暗いトイレが一つあり。
ベンチ前から山頂目指す。
       
しばらく歩くと池塘が現れる 8:55 巻機山
広々とした山頂は大展望で、
百名山がいくつも数えられる w(◎o◎)w
ブタウサギも巻機山に立つ
         
 
天上の楽園の巻機山にご満悦^^ 魚沼三山
八海山、駒ケ岳、中ノ岳
  牛ケ岳への道
巻機山の本当の山頂はこの先にある。
       
 
 
ここが本当の山頂。ケルンが目印。
ここまで10分、ぜひ足を運んでほしい
  時間がないので牛ケ岳はあきらめ、
避難小屋へ戻る。
  9:45 小屋に戻ってから昼食に
18人の中高年の団体と30人の学生の
団体が山頂目指して向かう^^
ヤレヤレ
         
 
 
 
 
錦秋の絨毯を眺めながら下山開始。    7合目でもう一度巻機山を振り返る。    12:20 桜坂駐車場
管理人に500円払って温泉へGO!
 
この後7時間のドライブが待っている^^;


(談)
10月の三連休、天気予報とにらめっこしながら決行しました。想像以上に素晴らしい山で大満足でした。まさに天上の楽園ですね^^

☆巻機山☆国土地理院地形図
 
☆巻機山コース紹介マップ

<参考コースタイム>

巻機山 (登山口:桜坂)
行程時間:6時間50分  歩行時間:6時間
桜坂P 6合目展望地 ニセ巻機山 避難小屋 巻機山 避難小屋 6合目展望地 桜坂P
5:30 7:05 8:20 8:30−8:40 8:55−9:35 9:45−10:10 11:15 12:20

<注意点>

  • 桜坂の駐車場は時期によって大混雑します。この三連休は5時半ですでに満車に近い状態でした。余裕をもって早着きしましょう。
  • 登山道は全体に滑りやすく、雨後はスパッツをつけたほうが無難かも。
  • 清水の民宿か近くの温泉旅館で前泊しておくと体が楽です。

<アクセス>

関越自動車道 六日町ICから291号線を走って清水の集落まで約30分。コンビニは六日町ICを出たら最初の信号を逆方向に50m走ったところにセブンイレブンが1件あります。

<宿泊先>


前泊:五十沢(いかざわ)温泉「ゆもとかん」
清水の民宿がどこも満室だったので「ゆもとかん」さんに宿泊しました。
岩風呂あり(混浴)、女性専用露天風呂あり。
源泉かけ流しで、登山後の入浴(500円)が無料でした。いい湯です^^

桜坂Pまで車で約30分。


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