登山日記
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 小秀山(1,982m)王滝コース 平成25年6月30日 曇り

まえがき・・・小秀山は10年前に三ノ谷コースから4時間かけて登ったことがあり、途中ブヨに刺された顔がお岩さんになってしまったという苦い経験をもつ山である。今回は長野県の王滝から新コースを歩き、前回と違う景色を楽しんでみたい。

中央道中津川ICからR19を走って木曽福島方面へ。途中「元橋」交差点を左折し、御岳湖を過ぎ王滝村へ。滝越にある「森きちオートキャンプ場」を目指して走り、さらにその先白川林道を走っていくと林道左に登山口の駐車場がある。登山口の標高約1300m。

白川林道の途中にある駐車場。
数台置けるほど広い。
P向かいに登山口らしきものが・・・
8:40 総勢10名でスタート
小秀山へ入山される方へ
「本コースは造林作業用に設置したもので、登山者は自己責任にて利用願います」とある。
   
 
   
登山口から急な登りを25分ほど
こなして防護柵へ出る。
防護柵に沿って視界の開けた道を歩く。
だけどガスで周囲の展望はなし^^;
ミヤマシグレ
登山道にたくさん群生していた。
シグレはガマズミの方言
   
 
   
9:30 フクロウ岩
ここで休憩していたらブヨが
すごいので慌ててネットを被る。
手彫りのフクロウがかわいい^^ フクロウ岩の右手から回り込む。
     
   
アカミノイヌツゲ
可憐な花。雌株と雄株がある。

秋になると赤い実をつける。
ダケカンバの群生。
いい雰囲気だ^^
コメツガの枝に泡が。アワフキムシの
仲間がこの中に隠れている。
   
 
   
針葉樹林帯を歩く。ゴヨウマツの
松ぼっくりがいっぱい落ちていた。
日本で一番小さな鳥・キクイタダキ
のさえずりを聞きながら進む。
大岩を回り込んで最後の登り
       
11:00 小秀山
10年前ここでオコジョと出会った^^
手前に二等三角点がある。
避難小屋「秀峰舎」へ。
ブヨを避けて昼食をとる。
新しくてきれいな小屋。
清潔なバイオトイレも設置。
   
 
   
 
小屋近くのコケモモ ゴゼンタチバナ   11:50 山頂へ戻ったら銀座状態。 
相変わらずガスの中で展望なし(;o;)
       
         
白川林道へ出る王滝コースを戻る。    登りで見逃したツルツゲの花みっけ!    最後まで御岳山は見えず(;o;)
ざ〜〜んねん!! 
 


   (コース上で出合ったお花)残念ながら花の種類が少ない
ノギラン(ショウジョウバカマと違い、花茎は葉の中心から立ち上がらない)、ミヤマシグレ、アカミノイヌツゲ、ニガナ、マイズルソウ、ユキザサ、ギンリョウソウ、ツクバネソウ、ツルツゲ、山頂周辺でクルマバハグマ、ゴゼンタチバナ、コケモモ

(コース上で聞いた鳥のさえずり)
オオルリ、ミソサザイ、ホトトギス、カケス、ウグイス、ルリビタキ、コマドリ、ヒガラ、キクイタダキ、エゾムシクイ、センダイムシクイ
 
 



「自然湖」

白川林道の途中にあります。
湖の中に立ち枯れた木があり、上高地の大正池のような風情がありました。
(談)
王滝コースは登山口の標高が約1300mあるので、山頂までの標高差680mは魅力的です。
ゆっくり歩いても2時間半で登頂することができます。ブヨが多いので蚊取り線香持参かネットを被りましょう。
ブヨに対して虫よけスプレーはあまり効き目が期待できないです。

☆小秀山☆国土地理院地形図
☆コース紹介マップ

<参考コースタイム>

◆行程時間:登り2時間20分、下り1時間25分 全行程4時間40分(休憩約1時間含む)
◆登山形式:ピストン

王滝登山口 ふくろう岩 小秀山 ふくろう岩  登山口 
8:40 9:30 11:00-11:55 12:45  13:20 

<注意点>

  • ブヨに注意!

<アプローチ>

中央道中津川ICからR19を走って木曽福島方面へ。途中「元橋」交差点を左折し、御岳湖を過ぎ王滝村へ。滝越にある「森きちオートキャンプ場」を目指して走り、さらにその先白川林道を走ると林道左手に登山口の駐車場があります。登山口の標高約1300m。

<立ち寄り温泉>

王滝の湯(源泉かけ流し) 営業日は土、日、祝日のみ。500円。湯は最高でした^^


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