登山日記
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 入道ケ岳(906m 二本松コース〜北尾根コース) 平成24年2月26日小雪

まえがき・・・鈴鹿セブンマウンテンの中でも南に位置する入道ケ岳は、他の山に比べ雪も少なく比較的登りやすい山である。平成13年12月に登って以来なので実に10年ぶりの訪問となる。



【キャンプ場駐車場】


鈴鹿ICをおりて椿大神社へ向かう。
椿大神社を通り過ぎ、愛宕神社の鳥居(北尾根コースの登山口)も過ぎてキャンプ場へ。
きょうのコースは二本松尾根コースから登り、北尾根コースを下ってくるので、車は河原のキャンプ場にとめておく。トイレ完備。
教訓として、10年前にここで車上狙いにあったので車の中には何も置かないことだ。


【登山口】


キャンプ場を河原の方に向かって歩いていくと前方に「二本松登山口」とかかれた指導標が目に入る。
『 1 』のプレートからスタートする。道は整備されていて歩きやすい。




【整備された杉林】


手入れがされた杉林の中をゆるやかに登っていく。
ナンバープレートが2番、3番、4番と進んでいくので位置がわかる


【急な登り】

5番プレートあたりから登りが急にきつくなる。
根っこの露出した道をゆっくりと登る。




避難小屋


きつい登りがおわると避難小屋に着く。
きれいな小屋なので天気の悪い日などはここで食事をとるとよい。


【アセビが群生する道】

途中から雪がちらつきだし、あっという間に地面が真っ白になった。
標高700mあたりから、樹齢2〜300年のイヌツゲとアセビが優先する森に変わる。
ほかの樹種があまり見られないのでアセビの森を歩いているように思える。
足元がアイスバーン状態のところがあり慎重に歩く場面も。
急に開けたところに出ると前方の木々の向こうに見覚えのある鳥居が見えてきた。




【入道ケ岳】


ほどなく広々とした入道ケ岳に到着。
三角点があるので展望は天下一品!周囲の山々や鈴鹿の町並み、伊勢湾が望める。
天気がよい時はここでのんびりとお弁当を広げて景色を楽しむとよいが、小雪が舞い強風だったので記念写真を撮ったらすぐに奥宮へ向かう。



【奥宮へ向かう】


アセビの木の中を抜けて北尾根コースとの分岐点から奥宮へ向かう。
なんだかUターンさせられている気分になる。




【奥宮】

10年前は訪れることのなかった奥宮。ここからさきほどの大きな鳥居と三角点が見える。
奥宮で昼食にしようということになり、風当たりの弱い場所を見つけて持ち寄りパーティを開く(^o^)


【北尾根コースへ下る】

食事を終えたら、また来た道を戻り、分岐点から今度は北尾根コースをとる。
この分岐から鎌ケ岳が間近に見えるが今日は少しガスぽくみえる。



   
【北尾根避難小屋】

アセビが優先する森を下っていくと北尾根避難小屋に出合う。
中で数人の登山者が賑やかに食事をとっていた。
小屋から急な傾斜道となるので慎重に。この北尾根コースを登りにとるとキツイかも。
   



途中、変形した幹を見つける。
どうしたらこのようなヒネリができるのだろう???
周囲に何もないのに・・・謎だ・・・。



   
【鉄塔の下をくぐる】


送電線の鉄塔まできたところで振り返ると入道ケ岳が遠くに見えた。
あんなところから下りてきたんだなあ〜と感慨深くなる。
   
   
【愛宕神社の階段をくだる】

最後は愛宕神社の裏に出て、悲鳴を上げるような長い階段を下りて車がとめてあるところへ帰り着いた。
この北尾根コースは急坂あり登り返しありなので下りにとったほうが楽。
   
   


(談)
10年ぶりに登ってみたらとてもいい山でした〜(^o^)/

☆コース紹介マップ
☆入道ケ岳☆国土地理院地形図

◆行程時間:4時間45分(休憩含む)

キャンプ場の登山口 二本松避難小屋 入道ケ岳 奥宮 北尾根避難小屋 北尾根登山口
8:45 9:50 10:40 11:00-11:40 12:30  13:30


◆登山形式:周回

<コースの状況>

9合目あたりでアイスバーン状態。ストックまたはピッケル必要、アイゼンは使う使わないにかかわらず携行したほうがいいです。

<アプローチ>

東名阪を鈴鹿ICで下り、椿大神社方面に向かいます。
椿大神社の境内に入ったら、椿会館を左に見ながら、神社の駐車場をやり過ごし、椿キャンプ場への林道を走ります。キャンプ場手前の河原が駐車場になっています。トイレあり。車上荒らしに注意!
二本松尾根コースも井戸谷コースもここが出発点で、北尾根コースは少し戻った愛宕神社の鳥居のあるところ。

<日帰り温泉>

湯の山温泉で日帰り温泉ができるところ


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