登山日記
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 入笠山(1,955m)スノーシューハイク 平成23年2月13日 晴れ
入笠山
まえがき・・・冬の入笠山はスキー場のゴンドラを利用すれば約1時間半で登頂できるので冬山入門者の山として人気が高い。
登山口となる富士見パノラマリゾートへは中央高速道・諏訪南ICから車で約7分。近くに日帰り温泉もあり、超お手軽な山である。

駐車場から無料シャトルバスに乗り換えスキー場へ。チケット窓口でゴンドラ往復券を購入し、スキー客に混ざってゴンドラの列に並ぶ。 標高1050mの山麓駅から1780mの山頂駅まで10分。ゴンドラの中から雄大な八ヶ岳が望め、思わず歓声が上がる。



山頂駅からの八ヶ岳の眺め。
展望のすばらしさにスノーシューを装着するのを忘れてしまうほど。
愛用のMSRデナリアッセントを装着。もう10年程使っているので昨年ゴムバンドを全部新しくした。経年劣化でゴムが硬くなり嵌めにくくなるばかりか使用中に切れてしまった。



入笠山への道は二股に分かれていて、スノーシューを履いた登山者が左に折れて斜面を登っていくので考えもせず後ろをついていく。(初歩的ミス)とほほほ・・・ 斜面をえっせえっせと登っていく主人。今年初めてのスノーシューなので慣れるまで両足のサイドがぶつかってもつれる。フフフ・・・



斜面を登りきると甲斐駒ケ岳が現れる。
奥は仙丈ケ岳か・・・
富士山まで見えてバンザイ!その先で電波塔にぶつかり右へ迂回する。結局登山口から左へ登らずまっすぐ歩けばよかったのだ。



正しい道に合流してからは林の中の道をリズムよく歩いていく。 入笠湿原の入口に着く。
シカの食害防止用の柵を開け閉めしている。



入笠湿原に入ると広々とした雪原が広がる。 入笠湿原の標高は1734mで、この一帯にはたくさんの湿原があり、四季の植生も豊かで一年を通して楽しめるようだ。



湿原を上がった山彦荘の前で
団体さんが休憩。トイレもある。
ここは元スキー場だったところ。
自由に歩けるけどトレースがないところでは大苦戦。



樹林帯の中の尾根道を登って山頂へ。
最後の急登をこなすとゴールが近づく。
360度大パノラマの山頂に到着!
1時間の超お手軽ハイクだった。



      
入笠山のピークでツーショット。 山頂からは富士山をはじめ南・中央・北アルプスまでぐるっと見渡すことができる。



山頂から深田久弥の「日本百名山」22山が見えるそうな。 風の当たらない場所で八ヶ岳を前に絶景ランチ!



下りはやっぱシリセードでしょ、
「いくよ〜」・・・・
ご満悦のスノーシューハイク日和



(談)
三連休の三日目のきょう、やっと晴れ間が広がったのでスキー客はもちろんのこと冬山登山者もかなりたくさん入山していました。そのほとんどがスノーシューハイクで、中には犬を連れたハイカーがたくさんいたのには驚いてしまいました。
頂上直下の下りではシリセードが楽しめ、スノーシューがあればトレースのないところも存分に歩けます。ゴンドラを降りて1時間ぐらいで雪山を満喫できる冬の入笠山は本当にすばらしいですね!超お勧めの冬のフィールドです。

★コース紹介マップ

<参考コースタイム>

富士見パノラマリゾートの公式HP
電話:0266-62-5666

ゴンドラ往復利用券 1,600円/人

◆ゴンドラ山頂駅⇔入笠山 登り1時間半、下り1時間

<アプローチ>
中央高速・諏訪南ICから約7分の超らくらくアクセス。ナビに「富士見パノラマリゾート」と入れておくとよいでしょう。近くに温泉もあります。

<下山後の入浴>
1.ゆ〜とろん「水神の湯」(スキー場のすぐ近く)
2.道の駅信州蔦木宿「天然温泉 つたの湯」(スキー場から東京方面へ車で約7分ほど)

※スキー客が多かったので「天然温泉 つたの湯」を利用し、小淵沢ICから帰ってきました。


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