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仙丈岳(3,033m) 平成22年9月26日 晴れ | |||||||
【写真】三合目 仙丈岳への登山口は、トイレの横からはじまる。 峠の標高が約2000mなので標高差約1000mを登ることになる。 登りはじめはシラビソやコメツガなどの針葉樹林帯につけられた道をいく。 二合目を過ぎ三合目で最初の休憩。 ゴミの持ち帰りを促す掲示が木に掛けられていたが、いまだにゴミを捨てていく人がいるんだなあ・・・と残念に思う。 |
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【写真】大滝頭五合目 三合目からさらに登っていくと大滝頭・五合目に着く。 馬の背ヒュッテへの分岐でもある。 ここからの登りは今までよりきつく、周囲がハイマツに変わってやがて森林限界へ飛び出す。 |
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【写真】大展望が広がる 途中振り返ると白砂の甲斐駒ケ岳や八ヶ岳、鳳凰三山のオベリスクが見え、足を止めて雄大な展望に浸る。 |
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【写真】ハイマツを抜けると・・・ ハイマツの急な登りを抜けると小仙丈の頭が見え、周囲は一気に開ける。 ここからは気持ちのよい尾根歩きが始まる。 |
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【写真】小仙丈岳で 通過点の小仙丈岳からは伸びやかな北岳〜間ノ岳の稜線が眺められる。 山頂表示を見て前回も?と思ったのは小仙丈岳に「ケ」が入っているのはなぜ?という疑問。 国土地理院の地図では「小仙丈ケ岳」や「仙丈ケ岳」となっているからだろうか? 道中の道しるべに「仙丈ケ岳」と「仙丈岳」が混在していてまぎらわしい。 個人的には深田氏が書いている「仙丈岳」に統一してほしいと願うのだが。 |
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【写真】小仙丈沢カール 尾根を歩いていると前方にスプーンカットの小仙丈沢カールが見えてくる。 氷河時代の遺跡で南アルプス第一といわれている。 |
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【写真】仙丈小屋への分岐 尾根上の岩場を少し下ると仙丈小屋への分岐に出合う。 前回は下りで仙丈小屋へ立ち寄ったが、今回はピストンなので素通りとなる。トイレを借りたい時は小屋まで下りよう。 |
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【写真】仙丈岳へ 小屋への分岐からゆるやかな尾根を登っていくと山頂が間近に見えてくる。 ウラシマツツジの紅葉が山肌に映えて美しい。 この尾根歩きが仙丈岳のおおらかさと重厚さを余すことなく感じさせてくれるのだ。 |
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【写真】仙丈岳で 北沢峠から3時間10分で仙丈岳に到着。 山頂はすでに一番バスの人たちで賑わっていた。 記念撮影をお願いして、あとはのんびりと周囲の展望に酔いしれた。 山頂は次から次へと登山者で溢れかえり、いつしか銀座状態となった。 |
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【写真】足元が冬毛のライチョウ 山頂の近くでライチョウの親子に出会った。雌親がヒナを引きつれ採餌しているところだった。 南アルプスでは山域全体で約700羽生息しているといわれているがこの数字はどうも正確ではないらしい。 冬の到来までに幼鳥たちは親と同じくらいまでに成長し、やがて真っ白な冬羽になる頃には独り立ちするのだ。 |
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【写真】パノラマ展望を見ながら下る 下りは同じ道をとり、パノラマ展望を存分に楽しみながらゆっくりと下りた。 |
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こんな美しいひつじ雲を見るのは何年ぶりだろうか・・・。 |
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(談) 仙丈岳は女性らしい山です。たおやかで優雅で、それでいて力強い。飽きの来ない素晴らしい山ですね。 |
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★コース紹介マップ ★国土地理院地形図 |
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濁河温泉コース上で出合ったお花たち |
<参考コースタイム>
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