登山日記
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 真富士山(まふじやま 1,401m) 平成22年2月21日 晴れ
真富士山まふじやま
まえがき・・・真富士山は「富士山」の名をつけているだけあって絶好の富士山展望の山である。
第一真富士山と第二真富士山の2つのピークから富士山を拝むことができる。静岡市内から登山口までアクセスがよく、マイカーを利用すれば上の登山口まで標高がかせげる。


【登山口までのアプローチ】


県道29号線上にある道の駅「真富士の里」を過ぎたら、その先に平野林道へ入る入口がある。分かりにくいので左の写真の看板を目印に右折する。真富士山の案内看板も小さいながら立っている。
拡大写真


【第3登山口】


林道には下から第1、第2、第3と登山口がある。
第3登山口までは約5Kmほどの道のり。
専用の駐車場はないので、広めの路肩に止めておく。
5台くらいは止められそう。
登山口には「クマ出没注意!」とあるので、3月以降(クマの冬眠明け)は鈴を携行したいところ。



【ミツマタの花芽ほころぶ】


登山口から少し入ったところにミツマタの群生地がある。
綿毛を被ったような花芽がほころんで、開花のタイミングを見計らっているようだ。


【石仏】

スギの人工林の中を登っていくと、かわいらしい観音様に出合う。
本コースは石仏巡りになっているようで右横に番号が振ってある。



ヲイ平


さらに山腹を登っていくと真富士峠と第一真富士山との分岐点で25番観音がある「ヲイ平」に着く。
ここから真富士峠へ直登することができるが、第一真富士山に立ち寄ってから最高点の第二真富士に登ろうと思う。
足元の雪が増えてきたので、途中凍結して滑りやすくなったポイントでアイゼンを装着する。



【第一真富士山】


ジグザグの登りをこなすと真富士神社が建っている稜線に出る。
まずは神社で拝んでから第一真富士山へ向かう。
一登りで大岩がゴロゴロ点在している第一真富士山に着く。
岩の上には開山記念の石碑が建っている。これを記念して三十三の観音像を安置したとある。

ここから富士山が丸ごと見える筈だが、運悪くその姿が見えない。がっくり↓
次のピーク第二真富士山に着く頃には期待できるかな・・・ややテンションが下がり気味。



【真富士峠】


アセビの群生地の道をゆるやかに下っていくと真富士峠に着く。
帰りはこの峠からヲイ平へ一気に下ることになる。
気温が上がってきて凍結の心配がなくなったのでアイゼンをはずす。
峠からは急峻な稜線を登り返したのち狭い鞍部に下る。



【フィックスロープ】

鞍部から今度はフィックスロープを使って痩せ尾根を登っていく。
尾根上はイワカガミの群生地になっているので花期はピンクの絨毯が敷かれたようになるだろう。



【第二真富士山】


峠から40分ほどで二等三角点がある第二真富士山に到着。
やはりこちらも富士山が見えない。ショック〜!!
富士山展望の山に登って富士山が見えないことほどガックリすることはない。
山頂に立ち尽くしてじっと待っていると、かすかに富士山が姿を見せてくれた。
カメラに納めたかったが焦点があわず結局撮影は失敗。
富士山が顔を出してくれたのだからまぁ〜良しとしよう。
昼食をとった後は峠からヲイ平へ下り、往路を戻る。



(談)
運のいい方は真正面に富士山がみえますよ〜

コース紹介マップ
真富士山☆国土地理院地形図

真富士山

◆8時20分スタート、13時10分帰着

駐車場 ヲイ平 第一真富士山 第二真富士山 ヲイ平 駐車場
8:20 9:10 10:20-10:30 11:15-11:45 12:30 13:10


◆登山形式:周回登山

<見所>

・第一真富士山と第二真富士山からの富士山展望。真正面にみえるそうです。
・アセビとイワカガミの群生地があるので花の時期は楽しめます。

<アプローチ>
東名静岡ICから国道1号線を横切り「梅ガ島温泉」の道標をたよりに県道29号線を北上します。左に井川湖への県道を分け、平野地区にある道の駅「真富士の里」が過ぎたらその先の「平野の宿 にしむら」の看板で右折し林道平野線に入ります。あとは道なり。道端に駐車します。

<下山後の入浴>
静岡温泉美肌(びじん)の湯 平日800円、土日1000円 054-252-1126


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