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安峰山(あんぽざん/あんぼうざん 1,058m) 平成22年1月31日 曇り | |
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![]() 【墓地からスノシューハイク】 安峰山(あんぽざん/あんぼうざん)は飛騨古川駅の北東に聳える山で、車のない人でも公共交通機関を利用して山頂まで簡単に登って展望を楽しむことができる。 きょうは関のメンバーと遅めの新年登山を祝うために、山頂に東屋がある安峰山でお祝いをしようということになった。 共同墓地に駐車場があるが、この時期は積雪が多く墓地のずっと手前の集落の空き地に車をとめてから8時30分にスタートをする。 墓地まできたところで全員がスノーシューを装着。 杉林の林道を歩き、右手にある砂防ダムの堰堤を過ぎると安峰山の登山口に着く。(車から30分ほど) |
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![]() 【登山口】 登山口にはりっぱな御影石?(墓石と同じような石)でできた標識と案内図がある。 『この登山道は榊会の奉仕活動で守られています』と石に刻まれていた。6人でおじゃましま〜す。 |
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![]() 【2合目】 雪質はしまっていてサクサクと小気味のよい音をたてる。 スノーシューをはいていないとツボアシになりそうだ。 杉林の中を進んでいくとやがて『安望山二合目』と書かれた標識に出合う。 漢字が違うけど、手軽に展望が望める山という意味だろうか。 |
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![]() 【開けた場所に出る】 『安望山二合目』から10分であっけなく『安峰山六合目』に着いてしまう。 昔の標識と今の標識では距離の計算方法が違うのかな。これも珍風景で面白い。 やがて開けた場所に出て一息つく。 ![]() この広場で見つけた冬芽と葉痕。 この冬芽は寒さ対策で鱗のような服をたくさん着ている。 葉痕は葉っぱが落ちた痕のことで馬蹄形をしている。 頂芽が大きいのでコシアブラかな・・・ |
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![]() 【猪臥山】 冬芽の撮影をしてからまた歩き始める。 ゴヨウマツ(ヒメコマツ)など常緑樹の切れ間から美しい山並みが現れた。方角が真西なので猪臥山(1519m)のようだ。 まだ登っていないので一度は訪れたい。 山頂からは白山、人形山、金剛堂山、白木峰などが望めるらしい。 |
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![]() 【展望台へ一直線】 二十五菩薩跡を過ぎて、八合目の標識をやり過ごすともう山頂は近い。 展望台のある山頂直下までくると急に傾斜がきつくなるが、期待感で足の運びがグングン軽やかになる。 えっさ、えっさ、あともう一息だ〜 |
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![]() 【あずまやと平成二十五菩薩】 登山口から1時間15分で展望台に到着! まず初めに菩薩様にお参りをする。 扉の横には『平成二十五菩薩』と書かれた御札が取り付けられていた。 |
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![]() 【展望台から】 次に展望台に立つと眼下には飛騨古川の町並みが広がり、猪臥山(1519m)を中心とした山並みが広がっている。素晴らしい展望にみんな一斉に歓声を上げる。 やっぱり雪のある『冬の原風景』は素晴らしい! |
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![]() 【大宴会】 ひとしきりわ〜わ〜叫んだ後は、本日のメインイベント『鍋パーティ』だ。 あずまやを貸し切って、キムチ鍋・トマトスープで乾杯! お姉さま方の手作り料理が所狭しと並び、ご馳走に舌鼓をうつ。 至福のひと時は瞬く間に過ぎ、一時間ほどで新年会は終わってしまった。みんな食べるのが早い! この間、単独の男性がスノーシューを履いて現れ、瞬く間にどこかへ消えてしまった。 |
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![]() 宴会が終わったら、いよいよ下りだ。下りはやっぱ尻セードか・・・ 尻セード専用の小道具を忘れたので、お姉さまにビニールシートを借りて腰に巻き準備万端。 ←こんな感じ。 |
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![]() 【尻セードで】 お姉さま方が腰を落して勢いよく尻セードで出陣するので、こちらも遅れじと後に続く。 これが楽しくてやめられないが、男性陣は尻セードをするのが恥ずかしいのかスノーシューで控えめに下っていく。 |
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![]() 【エビフライ】 下りの途中で雪上に噛み散らかしたゴヨウマツ(ヒメコマツ)のエビフライを発見! リスの食痕だ。 |
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![]() 【墓地からの安峰山】 下りは尻セードでタイムを稼ぎ一時間ほどで登山口に着いた。 墓地から安峰山を望んだが、山頂はもっと奥のほうらしい。 温泉は四十八滝温泉「遊湯館」に立ち寄って汗を流し、白鳥のカレー専門店でおいしい手作りカレーをいただき帰途に着いた。 |
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(談) 安峰山は飛騨古川の風情ある町並みを見下ろすように立っていて、古来から民を見守ってくれているような山です。山頂の展望台からは正面に猪臥山が眺められ、東の木立の間からは北アルプスの乗鞍岳や笠ケ岳も見えるそうです。この日もちらっと見えました。 |
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☆コース紹介マップ ☆安峰山☆国土地理院地形図 |
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安峰山
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