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焼岳(2455m) 平成21年10月11日 晴れ | |
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まえがき・・・焼岳は北アルプスの中で唯一の活火山。梓川を堰きとめて大正池を作ったことでよく知られている。焼岳へのコースは3つ(中の湯、中尾、上高地)あるが、新中の湯口から焼岳山頂へ詰めていくコースは時間が比較的短い上、展望に恵まれているのでその人気度は毎年上がっているように感じられる。 |
![]() 【写真】中の湯温泉の上にある登山口 岐阜市を4時30分に出発し、安房峠の10号カーブあたりに7時頃到着。 登山口前の駐車場はすでに満車だったので少し下った道路沿いに車を止める。 登山口から見える奥穂〜前穂の吊尾根が雄大だ。 7時30分に登山口をスタート。 |
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![]() 【写真】針葉樹林帯のきつい登り はじめはたらたらと林道跡のような道を行く。 途中から本格的な登山道に入り、植生はブナやアカマツ林からシラビソ、オオシラビソ、コメツガなどの針葉樹林帯に変わっていく。 下草にはササが生い茂り、ときおり現れる倒木の下をかいくぐって高度を上げていくと1時間ほどで一気に視界が開け、焼岳が姿を現す。 その時の感動は何回足を運んでいても味わうことができる |
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![]() 少し先に広々とした休憩ポイントがあるので、そこから眺める焼岳が特に素晴らしい。 緑の笹原と紅葉したナナカマドを前景にして、焼岳がノロシのような白煙を上げている。 |
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![]() 休憩ポイントから少し進んだところで中の湯分岐。 中の湯バス停からのコースとぶつかるポイントだ。 笹原の道を一段上がったところで焼岳が噴火した時の跡を今も残す主尾根に立つ。 |
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![]() 【写真】穂高の吊尾根 東には穂高の吊尾根が現れ、後ろを振り返れば乗鞍岳が聳え、ときおり乗鞍スカイラインを走っていくバスが見られる。 |
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![]() 【写真】頂上直下の鞍部へ ここまできたら残りは頂上直下の鞍部まで一登り。 シラタマノキの群生地につけられた登山道は、ところどころ崩壊しているので木のハシゴ段がつけられている。 疲れてきたなと感じたらシラタマノキの白い実をつぶして匂いを嗅いでみよう。 サロメチールの匂いがして少し元気が出てくる(笑) |
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![]() 【写真】 頂上直下の鞍部 白煙を上げている頂上直下の鞍部が見えてくると足どりもいくらか元気になってくる。 鞍部に立つと左手の南峰から歩いてくる登山者がいた。 三角点のある南峰は今でも登山禁止だ。 登ろうとしていたのを他の登山者に注意されて戻ってきたらしい。 |
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![]() 鞍部を右へ回り込んで、岩場を一登りすると北峰山頂。 9時45分:焼岳山頂 |
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![]() 【写真】焼岳山頂 山頂は銀座状態。 この連休は全国的に天気に恵まれたので、眼下の上高地も観光客で賑わっているに違いない。 山頂で熱いコーヒーを飲みながら、かつて歩いた北アルプスの山々を数えてみる。これがまた至極の時間だ。 たっぷりと展望を楽しんだ後は同じ道を戻ることにする。 |
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![]() 【写真】紅葉を眺めながらの下山 下りはナナカマドの紅葉を楽しみながらゆっくりと歩いた。 途中、エルタテハが足元の木にとまってくれたので撮影に成功! このあたりは食樹となるダケカンバが多いので、ここで羽化した蝶かもしれない。 エルタテハは成虫で冬を過ごす。これから寒くなるので来年の春まで元気でいて欲しいと願う。 |
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![]() 【写真】駐車場 12時30分に登山口に到着。 この後、下の「中の湯温泉」の日帰り湯に入り、また安房峠を車で上り返して平湯温泉まで下りた。 |
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(談) 何度歩いても素晴らしいコースです。紅葉の時期はナナカマドが特に目立ちます(^o^) |
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☆コース紹介マップ ☆焼岳☆国土地理院地形図 |
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<参考コースタイム>
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