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男体山(2,484m)平成21年8月15日 晴れ | |||||||||||
まえがき・・・男体山といえば、紅葉時期の中禅寺湖から男体山を撮影した錦繍の写真が有名だ。日光の名勝中禅寺湖や戦場ヶ原を生み出した親でもある。登山道は表と裏があるが、二荒山神社から登る表登山道は標高差が1200mもあるので、裏の志津峠からなら標高差700mほどなのでこちらの楽なコースから登ってみよう。 |
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【写真】標高1785mの志津乗越 湯元温泉に前泊し、おむすびをこさえてもらって、戦場ヶ原の「光徳入口」から裏男体林道を走って志津乗越へ向かう。 道は舗装されていて走りやすい。ところどころ待避所もある。 志津峠には、数台車を止めておくことができるが、林道の待避所にも何台か止めてあった。 時間が遅いから仕方がないと思ったが、幸い一台分のスペースが空いていた。 支度をして、9時にスタート。 |
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【写真】男体山登山口 舗装された林道から少し入ったところから本格的な登山道が始まる。 3分も歩けば志津小屋に着く。 |
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【写真】志津小屋 志津小屋は駐車場から近いので宴会に利用されることが多いときく。 確かに食材を運ぶのに時間がかからなくて便利だ。 しかも森の中の山小屋という雰囲気が味わえる。 小屋の前の神社で安全祈願をしておく。 |
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【写真】2合目 1合目の指導標を過ぎ、10分ほどで2合目の指導標が現れる。 土砂崩れの跡なのか、赤い土がむき出しになった道を進む。 |
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【写真】男体山の頭が出てきた 樹林帯の中の根っこの多い道をくねくねと登っていくと、4合目、5合目と指導標が立ち、現在の位置がわかる。 指導標が現れる度に頂きへの期待感が湧きあがってくるので嬉しい。 6合目を過ぎると開けた尾根に出る。 崩壊した北斜面の尾根に立つと、視界が一気に広がる。 |
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【写真】山頂が目の前に 尾根を進んでいくと前方右手に男体山の頂きが見えてくる。 奥宮の建物だろうか? |
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【写真】女峰山 振り返ると日本200名山の女峰山や太郎山が見える。 女峰山の方が荒々しく、男の山のようにも見える。 男体山と女峰山、男と女の間に太郎山があるなんて、とっても童話的だ(笑) |
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【写真】9合目 きつい傾斜が終わると8合目に到着。 ここから9合目まで一気に上がると、あとはなだらかなササ道が続く。 シャクナゲの群生地が広がり、花の頃の美しさを想像する。 |
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【写真】気持ちのよい尾根歩き 三角点のある尾根歩きは風が心地よい。 眼下をみれば中禅寺湖が広がり、周りには名だたる山々が取り巻いている。 二荒山神社奥宮に10時50分到着。 奥白根山のような賑わいはないが、展望のよさではまったく引けをとらない。 昨日歩いた奥白根山をきょうは男体山から眺めるのもいいものだ。 |
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【写真】太郎山を見ながら下山 山頂で表登山道から登ってこられた人に、どうでしたか?と聞いたら「4時間近くかかって、しんどかった」と言われた。 標高差がある上、南斜面を登ってくるので太陽の日差しを浴び続けることになる。 本当に、お疲れ様です! 大展望を楽しんだ後は、同じコースを戻る。 2367mの太郎山が、男体山や女峰山に劣らず威風堂々としている。 |
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【写真】志津小屋へ戻る 志津小屋へは、13時に到着。 山頂から1時間15分ほどのペースで下ってこれたので、お手軽なコースだといえる。 小屋前の神社で手を合わせ、無事を伝える。 |
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【談】この裏登山道は、スタート地点の志津峠の標高が1785mもあるので、ビギナーには取り付きやすいと思います。また、途中危険な箇所もなく、指導標が元気付けてくれます。裏男体林道へは光徳と三本松から入れますが、光徳からの方が分かりやすいです。 |
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☆コース紹介マップ ☆男体山☆国土地理院地形図 |
<参考コースタイム> ◆登山形式:往復 ・9時スタート
<注意点> |
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