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奥白根山(2,577m)平成21年8月14日 晴れ | |||||||||||
まえがき・・・今年の5月の連休に皇海山の山頂からまだ雪を被った奥白根山と男体山を眺めることができた。奥白根山は日光郡山の最高峰で、男体山の奥院ともいわれているが、麓からその頂きを見ることはできない。道路を走っていると山塊の大きな男体山と太郎山がどうしても目に入ってきてしまう。きょうはその奥ゆかしい白根山の頂きに立ってみようと思う。 |
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【写真】丸沼高原レストハウス 岐阜市を前夜に立ち、高速道を5時間かけて沼田ICに下りる。 沼田ICから奥白根山の群馬県側の登山口である丸沼高原まで約1時間ほど走る。 丸沼高原からロープウェーを使い、始発7:30に乗り込み、標高2000mの山頂駅に下り立つ。 ★丸沼高原ロープウェーの営業時間と割引券はこちら |
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【写真】ロープウェー 気持ちのよい丸沼高原の中をロープウェーが次から次へと人を運んでいく。待ち時間がないのが嬉しい。 |
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【写真】山頂駅 標高2000mの山頂駅に着くと、奥白根山が目の前に聳えている。 |
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【写真】奥白根山 3つの頭をもっている白根山。 |
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【写真】二荒山神社で安全祈願 まずは二荒山神社に立ち寄り、安全祈願をしておく。 |
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【写真】静かな樹林帯歩き 登山道は観光客用に設けられた遊歩道と同じ道を歩く。 周回ができるようにいくつも分岐に突き当たるが、右回り・左回り、どちらでも好きなコースをいけばよい。 |
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【写真】一気に視界が開ける 樹林帯の林床の至る所にハンゴンソウの黄色い花が咲いている。 一見キオンに似ているが葉っぱの形が全然違う。 ハンゴンソウの名前の由来は、強い香りが死者の魂を蘇らせるためといわれている。 樹林帯を抜けたら一気に視界が開け、山頂部も見えてくる。 一登りで最初の頭に到着。 標高が一番高いのはその先の真ん中の頭。 頂きに立つと、まず中禅寺湖を麓にもつ男体山が目に入ってくる。 姿かたちが優しく、広大な裾野をもっている男の山だ。 |
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【写真】丸沼、菅沼を見ながら下山 山頂から確認できたのは、浅間山、四阿山、草津白根山、武尊山、燧ケ岳、男体山、皇海山で、至仏山や巻機山あたりはガスがかかって見えなかった。 山頂からコバルトブルーの五色沼をはじめ、丸沼や菅沼などいくつもの沼が点在しているのが見える。 下りは反対周りのコースをとり、弥陀ヶ池方面へ下りる。 何度も立ち止まってはのどかな風景を堪能する。 |
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【写真】弥陀ヶ池へ下る こちらからの下りは登りと違って足場がかなり悪い。 注意しないと落石を起こしてしまう。 |
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【写真】分岐 弥陀ヶ池の分岐で2つのコースに分かれる。 どちらも山頂駅に戻るが、時間の少しかかるコース(座禅山を抜けていく)をとることにした。 |
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【写真】アサギマダラ ハンゴンソウにとまったアサギマダラを見つけ、カメラを構えたが一向に羽を開く様子もなく、結局逃げられてしまった。 日本で見られる蝶でたった一頭の「渡りをする蝶」である。 この蝶は秋になったらどこまで飛んでいくのかな。 そのたくましさには全く敬服してしまうのである。 山頂駅についたところでソフトクリームを注文し、ベンチで奥白根山をたっぷり堪能したのだった。 |
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【談】5月の連休に宿泊した片品村の宿のご主人が、冬の奥白根山は格別いいですよ、と言われたのを思い出しました。登山道にスノーシューのポイント番号が立ててあったので、冬場の人気が窺えました。ぜひ機会があればスノーシューで歩いてみたいものです。 |
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☆コース紹介マップ ☆奥白根山☆国土地理院地形図 |
<参考コースタイム> ・12時山頂駅に帰着
<注意点> |
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