登山日記
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 赤城山(あかぎやま1828m) 平成21年5月2日 晴れ
赤城山
まえがき・・・長野から関越自動車道を走っていると高崎あたりから東西に赤城山と榛名山(はるなさん)が見えてくる。この2つの山に妙義山を加えて上毛三山という。赤城山の山頂部には大沼(おの)というカルデラ湖があり、このカルデラ内部が観光地となっている。大沼(おの)の周りには最高峰の黒檜山(くろびさん)をはじめ駒ケ岳、地蔵岳、薬師岳などの外輪山があり、それらを総称して赤城山という。

【写真】みやげ物屋「湖山」の駐車場

赤城ICから約1時間で赤城山の大沼(おの)に到着する。駐車場をどこにするか迷ったが、周回するので駒ケ岳登山口に近いみやげ物屋「湖山」の大駐車場に車をとめる。WCあり。


【写真】駒ケ岳登山口

駐車場から車道を3分ほど戻ったところに駒ケ岳登山口がある。
まだ芽吹き前の落葉樹の登山道を登っていく。




【写真】大沼と赤城神社

足を止めて眼下を見下ろせば、大沼(おの)と赤城神社の赤い橋が見える。
下山は周回して帰りに寄っていこう。



【写真】鉄の階段

一人がやっと登れるほどの鉄の階段が1つ終わり、またその先に2つ目の鉄の階段が現れ、登りきったところで稜線に出る。



【写真】気持ちのよい稜線歩き

稜線の周囲はササ原で大沼の全容が見渡せる。




【写真】駒ケ岳へ

ササ原の中の木道を歩いて、駒ケ岳へ。




【写真】駒ケ岳

小さな頂の駒ケ岳。
遠くに鉄塔だらけの地蔵岳(赤城山の一つ)が見える。




【写真】黒檜山(くろびさん)へ

駒ケ岳からは緩やかに下っていき、草原の大タルミに出る。
立ち止まってみたくなるポイントだ。


【写真】黒檜山大神の鳥居

きつい登りをこなすと黒檜山大神の鳥居に出る。
登山の安全を祈願しておこう。

三角点はさらにこの先の鞍部から少し登ったところにある。



【写真】黒檜山の三等三角点

三等三角点がある黒檜山の山頂部。
たくさんの人で賑わっていた。
さらにこの先に絶好の展望地があると地図に書いてあるので休まずに進む。

【写真】絶好の展望地

2分ほどで周囲がぐるっと見渡せるビューポイントに出る。
春霞がかかるが、それでも北方面に皇海山、日光白根山、燧ケ岳、至仏山、武尊山が同定できるほどよく見える。
すばらしい展望なのに、人が少ないのが不思議だった。
おそらく最近のガイドブックに載っていないのでは。。。と思われる(昭文社の2000年マップには載っていたが他のガイドブック2冊には載っていなかった)。



【写真】周回して下る

たっぷりと展望を楽しんだら、帰路はさきほどの鞍部まで戻り、黒檜山登山口を目指して下る。
大沼を眼下に見ながらの下りだ。
沼の向こうの地蔵岳が次第に迫って見えてくる。

【写真】黒檜山登山口

13時50分黒檜山登山口。
ここから先は車道を歩いて駐車場まで戻る。



【写真】赤城神社からみる黒檜山

途中、赤城神社に立ち寄り今日の無事を感謝した。
赤い社殿の向こうに黒檜山が大きく見えた。




(談)
赤城山は大衆の山に似つかわしく、子どもから大人まで楽しめる山でした。百名山の中で山中に湖や沼をもつ山は他にもありますが、視線の変化が楽しめて疲れを感じさせません。癒しの山ですね。

☆コース紹介マップ
☆赤城山☆国土地理院地形図

<参考コースタイム>

◆行程時間:/登り約1時間30分 下り約1時間15分

◆登山形式:ピストン
駐車場 駒ケ岳登山口 駒ケ岳 黒檜山 黒檜山登山口 赤城神社 駐車場
10時30分 10時32分 11時15分 12時(1時間休)13時 13時50分 14時 14時15分

コース紹介マップ

<見所>
・駒ケ岳からの展望
・黒檜山の展望地(三角点がある場所からさらに先へ2分歩いたところ)から皇海山、日光白根山、燧ケ岳、至仏山、武尊山が同定できます。

<注意点>
・黒檜山から黒檜山登山口への下りは傾斜がきついのでひざにご用心。


<アプローチ>
関越自動車道赤城ICから県道70号・国道353号を経由、県道4号(赤城道路)を赤城山方面へ車で30km約1時間ほど。


<宿泊>
赤城山から車で30分ほど北上したところの老神温泉で宿泊し、翌日皇海山へ登りました。


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