【写真】御在所岳頂上の尖端で

御在所岳といえば、ロープウエーでお気軽にその山頂が踏めることではすでに周知の山である。
のんびり武平峠から登ってみようということになり、正午から登りはじめる。
登山道では愛犬を連れた登山者が多いことに驚く。これは、後で分かったことだが、三重県の在住者に多い。
なにせ、鈴鹿の山ならどこの山でも必ず見かけるし、話し言葉が三重弁だからだ。
岐阜県の里山では、犬を連れた登山者にはそう滅多に合わない。
地域によって違うのだから、面白い現象である。
が、それにしてもこの登山道は犬には辛いに違いない！
大きな岩石帯が続くので、登ったり下りたり結構人間でも膝にくる。
四つん這いの犬が大きな岩によじ登るのに、ずるずる何度も前足を漕いで岩にしがみつこうとする様は見ていて気の毒なくらいだ。ついついお尻を押してあげたくなる。
岩場の隙間や登山道の両サイドに紫色のハルリンドウが可愛らしく咲いていた。
犬に抜かれつ追いつつ75分で山頂に到着！

山頂には予想通り、ハイヒールのお嬢さんが大勢闊歩していた。
散歩コースとして、頂上直下には長者池というちいさなお池がある。
　

ワンポイントアドバイス

＜参考コースタイム＞

駐車場（10分）武平峠（75分）御在所岳（50分）武平峠（10分）駐車場

登りの時間　１時間１５分
下りの時間　50分

◆登山形式：往復登山

＜見所＞

御在所岳からは鈴鹿山系がよく見渡せる。
また御在所岳へのルートは、ガイドブックなどでも数多く紹介されているのでコースを変えて登ってみるのも良い。

＜注意点＞

特になし

＜アプローチ＞

岐阜市からは、東名阪利用なら四日市ICで下り、菰野街道を湯の山温泉方面へ。
下を走るなら、関ケ原から上石津を抜け、R365→R306利用で菰野街道に入り湯の山温泉方面へ。
湯の山温泉からは、鈴鹿スカイラインに入り、武平峠のトンネルを抜けたところに駐車場がある。