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妙義山(1,104m) 平成20年11月15日 晴れ | |
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まえがき・・・妙義山は赤城山、榛名山(はるなさん)と共に上毛三山と呼ばれ、日本百景にも選定されている。妙義山は、白雲山・金洞山・金鶏山・相馬岳・御岳・丁須ノ頭などを合わせた総称で、南側の表妙義(こちらが一般的)と北側の裏妙義に分かれている。石門コースは中之岳神社から始まるが、奥の院、大の字へは妙義神社が登山口となっている。 |
![]() 岐阜県関市を午前2時に出発して、松井田妙義ICでおり、道の駅みょうぎに6時頃到着する。 5人全員いつもよりザックを軽めにして、7時にスタート。 登山口は妙義神社の境内の中にある。 道路から白雲山を仰ぐと白い「大」の字がよく目立つ。 拡大写真で確認 ※白雲山中腹の「大」の字は、奥の院に祀られた大日如来を山麓から遥拝する目印だそうです。 |
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![]() 妙義神社の山門を抜けたら右へ曲がる。 登山道入口には白い大きな看板が立ててある。 最初にであう長いクサリ場は、使うほどでもない。 さほどの苦労もなく登山口から35分ほどで「大の字」に着く。 |
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【写真】大の字![]() 大の字は登山道から少しはずれているが、ぜひ立ち寄ってみよう。 垂直な岩壁にかかるクサリ場はなかなかスリリングだ。 大きな「大の字」の看板から顔を出して全員撮影。まだ余裕顔だね(笑) |
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![]() 「大の字」から20分ほどで「辻」。 中間道の第一見晴からの道と合流している。 この先から 「↑キケン 上級コース」と石に黄色いペンキでかいてある。 |
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【写真】奥の院![]() 奥の院からいよいよ本格的なクサリ場がはじまる。 垂直な岩壁に30mほどの三連の長〜いクサリがぶら下がっている。 足がかりを確かめながら、1ピッチごとに下へ声をかけ、全員無事に登る。 |
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![]() 奥の院から次のポイントは「見晴」。 途中、いくつかのクサリ場をこなして「見晴」へ上がると絶景が現われる。 |
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![]() 「見晴」の岩場は狭いが展望がすばらしいのでここで一息いれよう。 裏妙義の奇景が楽しめる。 |
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![]() 「見晴」から先は大きな岩場の連続。 大きな岩をよじ登ったり、1枚岩のような滑り易い岩場が続く。 ←岩の隙間を通り抜けようと悪戦苦闘している仲間(皆で大爆笑) この大岩はよじ登った方が断然ラク。スリムな人でも窮屈です。 |
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![]() 次のクサリ場では、岩が1枚岩のようになっていて足がかりも浅く非常に滑りやすい。 このシーンで二人が滑って腕を擦りむいているので要注意! |
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![]() 「御嶽三社大神」の石碑が立つ大のぞきのピークに立つ。 前方に切り立った天狗岳が見える。 下をのぞくと高度感で眩暈がしそうだ。 |
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![]() 「大のぞき」から天狗岳へ続くキレットへ今日一番のなが〜いクサリ場を下っていく。 上から覗き込んでも下がまったく見えない。 順番待ちで渋滞。 1ピッチごとに上で待つ登山者に声をかけ、次々に下りていく。 傾斜が少しあるので、思ったほど恐くはない。 |
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![]() 10時15分 タルワキ沢分岐。 ここから中間道へ下りることができる。 この先からは、茨尾根〜鷹戻しと続くので体力も技術も必要になる。 今日はこの後に石門めぐりもしたいので、妙義山最高峰の相馬岳を踏んだら、タルワキ沢まで戻り妙義神社の駐車場へ車を回収することにする。 |
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![]() タルワキ沢分岐から、樹林帯の登りをこなして15分ほどで相馬岳山頂。 全員がここまで無事に辿り着けたことで、大満足! 山頂部は狭いので、少し場所を移動して早めのランチをとり、妙義神社まで下山する。 |
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![]() 「タルワキ沢」からゴロ石が転がる登山道を中間道へ下り、第二見晴、第一見晴を通過して妙義神社へ戻る。 タルワキ沢の下りは変化がないが急がずゆっくりと下ろう。 妙義神社から中之岳神社まで車で移動し、2つ目のハイライト「石門めぐり」に向かう。 |
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【写真】第二見晴からの相馬岳と天狗岳![]() |
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石門めぐり | |
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![]() 中之岳神社駐車場からは、妙義山(金洞山)の奇怪な岩峰群を仰ぎ見ることができる。 ロウソクを並べたような岩と垂直な壁を持つ岩が林立している。 周囲の山が低いので一段と高く見えて圧倒されてしまう。 |
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![]() 石門めぐりの登山口は、走ってきた車道を少し戻ったところにある。 |
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![]() 登山口からすぐ先に穴のあいた第1石門が見える。 門をくぐったら、次は第2石門へ。 |
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【写真】第2石門 第2石門はかにの横ばいから始まるがクサリを使うほどでもない。横ばいを過ぎると石門を反対側にくぐり抜けて今度は縦ばいのクサリを下りていく。第3石門は立入禁止になっている。 ![]() |
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![]() 第4石門は広場のようになっていて、石門の穴の向こうに大砲岩が見える。 |
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![]() 大砲岩まではクサリ場の連続だが、小さなお子さんたちがいとも簡単にクサリを使って登っていたのでビックリ。 こどもは恐さしらずだ。 「天狗のひょうてい」からの展望は素晴らしいのでぜひここまで足をのばして欲しい。 |
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![]() 「天狗のひょうてい」から眺める大砲岩とロウソク岩。 奇岩峰を満喫したら、大砲岩を下りて第4石門から見晴台を経由して中之岳神社へ下山した。(1周約1時間) |
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(談) とにかくクサリ場のバリエーションがすごかったです!百名山の槍ヶ岳や剱岳と比べ、妙義山の方が難易度が高いと思いました。次回はぜひ鷹戻しまで縦走したいです。高所恐怖症の方は石門コースの第4石門までは大丈夫ですよ〜(^o^) |
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★コース紹介マップ |
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<参考コースタイム>
<見所>
<下山後の入浴> |
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