登山日記
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白山(2,702m)平瀬道 平成20年10月13日 快晴
白山
まえがき・・・白山といえば、紅葉を求めて銀座状態となるほど絶景が期待できる名山だ。岐阜県側の平瀬道なら登山口から30分も登ればその絶景が味わえる。


【写真】大白川登山口


大白川登山口から白山の紅葉狩りに出かけるのは6年ぶり。今でも真っ赤に燃えたような光景を鮮明に覚えている。

白水湖の大駐車場に車をとめたら、登山口まで歩く。
登山口にはログハウス風の小屋がありここで登山届けを出すことができる。

登りはじめは黄葉が始まったブナ帯を登りつめていく。
ムシカリの赤い葉と黒い実が目立つ。


【写真】斜面一帯はナナカマドで燃えるよう・・・

尾根に出ると、ブナからダケカンバに変わる。
左前方に別山を望むことができ、平瀬登山道の魅力の一つになっている。

斜面一帯はナナカマドが真っ赤に色づき、まるで燃えているようだ。






【写真】白山


尾根を歩いていると、右手前方に白山の主峰が見えてくる。
右に尖がった山が重なっているのが、剣ケ峰である。


 大倉山避難小屋→



【写真】大倉山避難小屋


標高2,038m地点で大倉山山頂。
登山道を少し下ったところに大倉山避難小屋がある。
無料の携帯トイレが置いてあったので利用させてもらう。
これなら小屋が臭わないし、清潔だと思う。
でもヘリで始末しなければならないので、結局は人の世話になることになるのだ。
(ありがとうございます。)






【写真】カンクラ雪渓への登り

小屋からは登りにかかる。
尾根筋の紅葉を愛でながら歩くので登りが苦にならない。

小屋から50分ほどでカンクラ雪渓。
誰もがここで立ち止まり白山をバックに記念撮影をする。
カンクラ雪渓からは本コース上一番きつい階段状の登山道を登っていく。



【写真】室堂平


室堂平にでてからは平坦な道をゆく。
南竜ガ馬場への分岐を過ぎると、室堂はもう目の前。










足を止めて別山を眺める。


【写真】室堂ビジターセンター前の白山御前峰


11時 室堂に到着!

さすがに紅葉時期の白山人気はすごい!
体育の日の連休とあって、休憩用ベンチは人でいっぱいだ。
昨日の日曜(12日)は最高の人出だったとか。
ビジターセンターのビールは昨日で売り切れ。
誰もがお茶か水で我慢しているようだった。
ビールを持参してきた人がうらやましい・・・
コンビニで買ってきたつまみだけが淋しく残った(とほほ)




【写真】白山御前峰



白山の主峰、御前峰は若者でいっぱい。
やっぱ、若いっていいなぁ・・・
エネルギーが漲ってるよ。







室堂へおりたら下山開始。
穴があくほど紅葉を眺め、味わい、ゆっくりと大白川登山口まで下りた。






(談)
白山は何度足を運んでも感動する山です。毎年足を運びたい山ですね。私のお気に入りです。

コース紹介マップ

<参考コースタイム>

◆行程時間:/往復約8時間(休憩含む)

登山口 大倉山避難小屋 室堂 御前峰 室堂 大倉山避難小屋 登山口
7:40 9:30 11:00(休憩) 12:05(休憩) 13:00 14:00 15:35

コース紹介MAP

<見所>
・尾根に出れば燃えるような紅葉が楽しめます。

<注意点>

  • 尾根上の登山道で一部損壊している箇所あり。新しい迂回路有り。
  • 白山は午後からガスが出やすいので午前中に行動をすませておくこと。


<アプローチ>

東海北陸自動車道の荘川ICを下りて、御母衣ダム方面へ北上。御母衣ダムを過ぎるとまもなく大白川ダムへ通じる県道白山公園線の入口があります(標識あり)。
この白山公園線は、落石などがあると通行止めになることが多いので事前チェックが必要です。

<大白川温泉・白水小屋>
白水小屋所在地:岐阜県白川村 090-2770-2893
温泉:ナトリウム塩化物泉、硫黄泉 露天風呂のみ
入浴料金:300円(石鹸類はつかえません)
営業時間:8:30〜17:30(7月下旬-8月) 7-10月シーズンのみ営業
登山口から徒歩1分の露天風呂はなかなかないですよ!

清掃協力金(トイレ):\200


<大白川温泉 しらみずの湯>

霊峰白山の登山口として知られる白川郷平瀬。源泉かけ流しです。こちらもおすすめ!
入浴料金:600円
石鹸、シャンプーあり。


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