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甲武信岳(2,475m) 平成20年9月23日 晴れ | |||||||
左横を流れる西沢は千曲川となり、日本一長い信濃川へと流れ込んでいる。 コース上には、千曲川・信濃川の水源地があり、「源流をたずねて」歩く人も最近では多いと聞く。 |
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【写真】神社の先から登山道が始まる 大山祇神社から先は登山道となる。 いよいよ千曲川源流遊歩道のスタートである。 シラカバ、ダケカンバの先駆種が広がる歩き易い道を登りつめていく。 傾斜が緩いので大変歩き易い。 |
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秋を見つけた・・・ナナカマド |
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【写真】源流に至る コース上には「千曲川源流に至る」あとOkmの表示があり、次第に水源地に近づいていくのがわかる。 |
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【写真】ナメ滝直下の美しい滝 沢沿いにつけられた道は苔むしていて、屋久島の苔に負けないくらい緑が濃く、しっとりと幻想的な雰囲気をかもし出していた。 沢音に癒されながら歩いていると、渓流の音が次第に大きくなって美しい滝が現れる。 ナメ滝(滑滝)かと思ったが、ナメ滝の表示はこの先にあった。 |
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ナメ滝周辺の秋を告げる風景やキノコ |
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【写真】千曲川信濃川水源地 ナメ滝を過ぎると四回ほど沢を渡り返して沢床を登っていく。 前日は終日雨だったため増水を心配していたが、さほどでもなかった。 横を流れる沢が次第に細くなってきたところで、水源地に到着。広場のようになっている。 せっかくだから水源地まで下りていって、伏流水が湧き出している箇所を確認しておく。 これが日本一長い信濃川になるのだから、甲武信岳の森の豊かさを思わずにはいられない。 |
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【写真】富士山遠望 水源地から山腹の急坂をジグザグに登りきると甲武信岳と国師ケ岳の縦走路に出る。 きょうは富士山がよく見える。 |
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【写真】国師ケ岳・金峰山方面 分岐からさらに20分ほどで岩稜に出る。 目の前には国師ケ岳や金峰山、八ヶ岳など一気に視界が広がる。 ここまでくれば山頂はもう目の前。 |
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【写真】甲武信岳 登山口から3時間30分ほどで甲武信岳に到着する。 山頂はさほど広くないが、多くの登山者で賑わう。 富士山をはじめ、南アルプスの峰々、妙高・火打、浅間山など過去に登った山々が一つずつ分かってくると楽しい。 そろそろ山頂では秋風が吹く。 衣類を一枚重ねないと寒いくらいだ。 |
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たっぷりと展望を楽しんだ後、 移ろいゆく秋を見つけながら、往路を下る。 |
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(談) 毛木平からのコースは千曲川水源地をたずねていくコースでもあり、登山道脇には沢が流れていて爽快です。 また道は整備されていて、高度差約900mを感じさせないほど緩やかな登りで、楽に山頂に立てます。入門者に人気のコースといわれる訳ですね。 |
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★コース紹介マップ |
濁河温泉コース上で出合ったお花たち |
<参考コースタイム> ◆登山形式:ピストン
<前泊> |
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