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谷川岳(1,977m) 平成20年6月7日 晴れ後雨 |
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まえがき・・・谷川岳ときけば、山岳小説に定番のように登場する一ノ倉沢の岩壁登攀を想像する。これまでに800余人の生命を奪ったと伝えられる谷川岳は「魔の山」とも呼ばれているが、それはクライマーだけの世界であり、一般登山者が登るコースは、ロープウェーがつけられたまったく別の山である。 |
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![]() 【写真】天神平のリフト乗り場と谷川岳 谷川岳ロープウェーの立体駐車場に車をとめ(500円)、エレベーターでロープウェー土合口駅まで上がる。 ロープウェーを使えば、片道約10分で標高1,321mの天神平へ着く。 ここではミズバショウの群生が見られる。 ![]() 天神平の広場から谷川岳を仰ぎ見ると『耳二つ』が印象的だ。 この天神平からは、谷川岳展望台までスキー用リフトがついている。 自分の足で歩きたい人は、木道が敷かれた尾根道を使う。 |
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![]() できれば茂倉岳まで足を伸ばしたかったので、時間稼ぎにリストを使う。 リフトの下の笹原の中にシラネアオイを見つける。 今が旬のシラネアオイを発見したことで早くも気分が高揚してくる。 ![]() |
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![]() 【写真】谷川岳トマの耳 リフトを降りると谷川岳がさらに近づいて大きく見える。 奥のオキの耳がガスでかすんでいるのが残念だ。 天神尾根はしっかり整備されているが、蛇紋岩が多いので滑りやすい。 雨の日などはとくに注意したい。 |
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![]() 【写真】熊穴沢避難小屋 歩き始めからブヨの大群が気になっていた。 タオルで払いのけても、まったく意味がない。 川上岳での悪夢が一瞬頭をよぎる(ブヨにさされて1週間お岩さん状態の顔になった) 熊穴沢避難小屋についたところで、たまらずブヨ除けのネットをかぶる。 食べ物を口に運ぶ時はブヨがネットの中に入らないよう注意しなければならない。 ![]() このネットは多少視界が暗くなるが、ブヨ除けの効果はバツグン。 |
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![]() ←これがシラネアオイ。今がまさに見ごろ。 天神尾根上に何株か見られる。 |
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![]() 【写真】天狗の留まり場 避難小屋から先は本格的な登りになる。 ガレ場になっているので、石を落とさないよう注意する。 途中、天狗の留まり場は一息つくのによく、展望もよさそうだったので、岩の上まで登ってみる。 きもちがいい〜! |
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![]() 肩ノ小屋へ向かう途中の尾根下にホソバヒナウスユキソウを見つける(行きは気がつかず下りで発見) ←これがホソバヒナウスユキソウ 日本のエーデルワイスです。 |
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![]() 肩ノ小屋直下の登りから残雪があらわれる。 ストックを出して、滑らないよう一歩一歩雪を踏みしめていく。 ![]() |
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![]() 【写真】肩ノ小屋 赤い屋根が目印の肩ノ小屋。 営業していたので、帰りに寄っていこう。 |
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【写真】トマの耳 耳二つの最初の耳『トマの耳』。 標高1963mでオキの耳より低い。 |
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【写真】オキの耳 トマの耳から東側が断崖となった尾根道を10分ほど歩くと『オキの耳』。 こちらは標高1977mでトマの耳より高い。 ここから先は一ノ倉岳まで片道約1時間、さらにその先の茂倉岳まで20分、往復約3時間の行程だ。耳二つがきれいに撮影できるとあって、なんとしても行きたい。 オキの耳下で簡単な昼食をとっていたら、雷が鳴った。 ガスも上がってきて空模様が怪しくなってきた。 「が〜ん!!ショック!!」稜線上で雷が鳴ると危険なので、一ノ倉〜茂倉岳まで足を伸ばすのは断念することにした。 残念だけど、山は安全第一である。 少し先の富士浅間神社でお参りをして肩ノ小屋へ引き返す。
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![]() 【写真】天神平への木道 肩ノ小屋の話によると、夏にアキアカネが飛ぶ頃までブヨには悩まされるという。ブヨは天敵のアキアカネがお出ましになるまで天下ということだ。 結局、天神平までネットは被ったままの登山だった(=0=) 下山後雨になり、立ち寄り温泉「湯テルメ」では土砂降りになった。 入浴後、高速で沼田まで来るとまったく雨が降った形跡がなく、谷川岳は、日本海側からの気流と太平洋側からの気流がちょうどぶつかるポイントにあり天気が変わりやすいのを身をもって体験したのだった。 |
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(談) 谷川岳と聞くとやはり一ノ倉沢の岩壁を想像してしまいます。一ノ倉岳まで行けば、『ノゾキ』ポイントから背筋が痺れるような衝立岩が覗けると期待していたのですが、残念でした。ご主人を谷川岳で亡くされたという女性の書が肩ノ小屋の壁に掛けてあり、美しい文字の一字一字にご主人への想いが込められていて、それが大変心に残りました。 最愛の人を山で失うと後(あと)を引きますね・・・ |
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コース紹介マップ |
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<参考コースタイム>
![]() ◆ロープウェーの始発時間、料金は↓を参照ください。 谷川岳ロープウェー株式会社公式サイト 谷川岳ロープウェー。後ろの山は白毛門(しらがもん) <見所> ・天神平、リフト展望台からの耳二つ ・尾根上からの360度の展望 ・尾根上の高山植物 ・谷川岳からの展望 <注意点> ・ブヨ対策(夏、アキアカネが発生するまではブヨ対策が必要) ・登山道には蛇紋岩が多く滑りやすいので注意!
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