登山日記
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 金時山1,213m 平成20年3月15日 快晴
金時山
まえがき・・・金時山は、神奈川県・静岡県境にあり、箱根外輪山の最高峰で富士箱根伊豆国立公園に指定されている。山の形から別名、猪鼻山(いのはなやま)と呼ばれていたが、金太郎伝説からいつしか金時山と呼ばれるようになった。『富士山を眺める山』として人気が高く、一度は訪れてみたい山であった。

【写真】金時神社入口

岐阜市を早朝5時に出発し、金時神社入口に10時15分頃到着。
神社の入口付近に無料駐車場がある(トイレあり)。
すでに満車だったので近くの空いている駐車場にとめたら500円徴収された。
神社入口から参道を上がったところにも無料駐車場があった。こちらにとめればよかったと思ったが後の祭り。

10時40分 スタート。山頂までは約3km、所要1時間20分の道のりだ。

【写真】公時神社

金時神社入口から5分ほどで公時神社。
御祭神は坂田公時。
幼名を金太郎といい、怪力の持ち主で熊と相撲をとったとして誰もが一度は子どもの頃童謡を歌っている。
毎年子供の日に「公時まつり」が行われているそうだ。

登山道は、公時神社の右手からはじまる。


【写真】整備された登山道を行く

入口からしばらくは樹林帯の中を歩いていく。
途中『坂田公時の碑』を左に見て、さらに進むと明神林道に出る。
林道をそのまままっすぐ直進すれば『公時宿り石』の前へ。

【写真】公時宿り石

これが『公時宿り石』。
ぱっくり真ん中から割れていて、今にも自分たちの方へ崩れてきそうな気配だ。








【写真】分岐

宿り石から30分ほどで仙石原への分岐点に到着。
ここから金時山までは約20分ほど。

尾根道からま〜るい頭の金時山が見えてくる。

【写真】金時山頂

12時8分、金時山。
「わ〜っ」と大歓声の予定だったのが、肝心の富士山が見えない(;O;)がっくり。


【写真】金時娘の茶屋の前で

噂の『金時娘』さん見たさに、『金時娘の茶屋』で桜の杖を買う。
この杖には金時娘さんの『金時山』というサインがある。
よほど筆達者とみえ、店内を見渡せばその達筆さが一目瞭然でわかる。
当のご本人は、三つ編のお下げをしたかわいらしい女性で、年齢不詳。ご本人の撮影は禁止とあったので写真は断念。
※新田次郎著の「強力伝」の主人公・小宮正作氏の娘さんです。


【写真】ガスは使用禁止

山頂にはベンチがいくつか置いてあるがガスは使用禁止。
みなさん茶屋で買ったラーメンやおでん、あるいは持参したお弁当を食べていた。
今回もガスを持ってこなくて正解だ。

山頂で1時間もぶらぶらしていたら、富士山が顔を出してくれた(やった〜!みんなで大歓声)

富士山を拝んだので、気分よく、三人で下山開始する。
いよいよ明日は『天城山』だ。




富士川SAで休憩した時の富士山
(談)
金時山は予想どおり人気の山でした。アクセスがよく、短時間で山頂に着くのでたびたび訪れている登山者が多いのも頷けました。こういう憩いの山が近くにあることは幸せなことで、まさに人生に潤いを与えてくれる山ですね。

★コース紹介マップ

<参考情報>

10:40金時神社入口スタート→11:05公時宿り石→11:53分岐→12:08金時山
13:30金時山→14:20公時宿り石→14:30金時神社帰着

全行程:4時間(約1時間30分の休憩含む)
登山形式:ピストン
コース紹介マップ


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