[登山日記のメニューへ] |
大山(1,729m) 平成18年5月4日 晴れ | |||||||
まえがき・・・中国地方の最高峰である大山は、「伯耆富士」とか「出雲富士」ともよばれているが、これは米子や松江など西側から眺めた場合である。平成12年の鳥取西部地震によって山頂部の稜線はさらに崩壊がすすみ、最高峰である剣ケ峰まで縦走することはできない。弥山1,709mまでが本日の行程である。 |
|||||||
【写真】夏道登山道の入り口 夜中の2時に岐阜市を出発して、早朝6時30分には大山登山口に到着していたが、愛車のトラブルでロードサービスを呼んだりレンタカーを借りたりして、結局スタートは11時になってしまった。 昭文社のガイドマップでは、弥山まで登り3時間20分、下り2時間10分とあったので、11時からのスタートは無謀とも思えたが、明日からの予定もあるので無理を承知で決行することにした。 |
|||||||
11時 スタート 石段を登って、西日本一といわれるブナの原生林の中を一本調子で登っていく。 標高が1000mを超えていないので、この時間からのスタートは暑いし、きついし・・・ひさびさの地獄を味わう(+o+) |
|||||||
【写真】5合目 12時 5合目 休んでいる登山者達は、余裕しゃくしゃくの表情。 下る人たちかな・・・ こっちはきつい登りが続いたので肋間神経痛が起こり、わき腹が痛くてたまらない。もう一緒に下りたい気分(-_-) |
|||||||
【写真】残雪の中を登る 5合目を過ぎた頃から登山道に残雪が現れだす。 ストックを取り出し、足元を安定させると歩きやすくなった。 アイゼンをつけるまでもない残雪にはストックが大活躍する。 登山靴でも滑りやすいのに運動靴を履いた登山者がかなりいることに驚いた。中には革靴の人も・・・ これじゃあ、金華山並みだ(岐阜市の憩いの山)。 |
|||||||
【写真】大山の稜線 北側の岩肌の眺めは美しく、西穂高に登っているような錯覚を起こす。 ※新穂ロープウェー西穂高口から西穂山荘へ向かう登山道からの眺めに似ている。 |
|||||||
【写真】弥山の山頂部に敷かれた木道 ダイセンキャラボク(特別天然記念物)の純林があらわれだすとまもなく弥山。木道を歩いて山頂小屋へ。 |
|||||||
13時 弥山 意外にも登山口から2時間の行程だったので、大いにホッとした。 弥山から先へは縦走できないので、ここで昼食となる。 下から担いできたビールが本当においしかった。 山頂から下界を俯瞰すると、早朝のエンジントラブルも遠い昔の出来事のように思えた。 |
|||||||
進入禁止のロープが張ってある先に三角点がある。 ちょっと失礼して(^^;A 三角点を撮影。 ここから剣ケ峰を眺めると、その稜線のすさまじいまでの崩壊ぶりが伺える。 さすがに危険を冒してまでここから先に足を踏み入れる人はいない。 ※しかし剣ケ峰をじっと見やると剣ケ峰からこちらに歩いてくる単独登山者が見えた。ザイルを持っているのでクライマーかもしれない。山は自己責任というけれど・・・ 13時50分 弥山下りスタート |
|||||||
【写真】岩室(岩小屋) 岩室のあるコースを回って、往きのコースに合流する。 ダイセンキャラボクの原生林の中にぽつんとある岩室の上で男性が日向ぼっこ。天下泰平の眺めである。 残雪の下りは、かかとを利かせて子供のようにはしゃぎ降り、15時20分 登山口に帰着した。 |
|||||||
(談)大山は本当に素晴らしい山でした。大きく広がった裾野には高原や牧場が広がり、家族連れで大変賑わっていました。登山だけでなく、サイクリングや動物とのふれあい、レジャーランドなど、目的に合わせた楽しみ方ができる山です(^-^) | |||||||
コース紹介マップ |
|||||||
☆★風景紹介★☆ | |||||||
|
|||||||
★立ち寄りスポット/松江城、足立美術館 |
<参考コースタイム> |
[登山日記のメニューへ] |