登山日記
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磐梯山(1,819m) 平成17年10月9日 晴れ
まえがき・・・表と裏、それぞれ味わい深い表情をもつ磐梯山。会津富士の名をもつその山は、今回の山旅の中でも一大イベントとして位置づけていた。

【写真】逆さ磐梯山(弥六沼から)

登山前に、裏磐梯高原ホテルの前にある弥六沼から逆さ磐梯を撮影することができた。

この位置からの磐梯山は、均整の取れた双耳峰になる。

登る前のワクワク感が体中にみなぎってきた(^-^)V



【写真】一番人気の八方台登山口

磐梯山ゴールドラインの最高地点八方台までレンタカーで乗りつける。

駐車場は満車状態だったので、側道に停めておく。
9時30分 八方台スタート
緩やかなブナ林を行く。




【写真】中の湯跡

湯治場として知られていた磐梯の湯(上の湯、中の湯、下の湯)のひとつ「中の湯」跡。

明治21年の大爆発で湯治客45人が死亡したという。



【写真】弘法清水と天狗岩の分岐

ダケカンバ帯を抜けたら、分岐。
弘法清水小屋と天狗岩に分かれる。
どちらから行っても磐梯山に行ける。






天狗岩と銅沼(あかぬま) 桧原湖を俯瞰する

【写真】磐梯山と弘法清水小屋

磐梯山はすっかり秋化粧していて、立ち寄り先の弘法清水小屋も団体さんで大賑わいだった。




11時15分 磐梯山


■■ 磐梯山 ■■
雲上の銀座!


【写真】弘法清水小屋へ下る

磐梯山の紅葉はとにかく素晴らしい!

この時期、裏磐梯からこの地を踏めたことに感謝しなければ。


【写真】櫛ケ峰を見ながら歩く

弘法清水小屋から天狗岩のほうへ下って、旧噴火口のある銅沼(あかぬま)を周回して八方台へ戻ることにする。

双耳峰のもう一つ、櫛ケ峰を仰ぎながら、静かな山歩きを楽しむことができる。

※八方台からの登山者はほとんどがピストン。銅沼周回するとプラス2時間30分(休憩なし)は余裕をみなければならない。


【写真】銅沼(あかぬま)

火口原分岐で川上登山口と分かれ、旧噴火口を見物しながら、銅沼を周回する。

旧噴火口からは、今なお不気味な噴煙が上がっている。

銅沼を離れると、八方台からの登山道と交わり、往路を帰ることに。
15時 八方台登山口帰着



(談)

明治21年の大爆発によって、裏磐梯は桧原湖をはじめとする湖や五色沼などができ、今では表磐梯を凌ぐ観光地となりましたが、その爆発のすごさを見たくて、旧火口の外輪山(小磐梯山)の周りをぐるっと周回してきました。やはり、磐梯山を味わうにはピストンではなく、周回してよかったと大満足して一日を終えたのでした。いつか今度は猪苗代湖のある表磐梯から登ってみたいです。

コース紹介マップ
 

<参考コースタイム>

◆9時30分 八方台登山口スタート→10時35分 弘法清水小屋分岐→10時55分 弘法清水小屋→11時15分 磐梯山(約40分休憩) 
◆12時 磐梯山スタート→12時20分 弘法清水小屋→12時30分 天狗岩分岐→13時30分 火口原分岐→13時50分 裏磐梯スキー場リフト終点→14時35分 八方台尾根に合流→15時 八方台登山口

歩行時間:登り1時間45分 下り3時間
行程時間:5時間30分

◆登山形式:周回形式]
コース紹介マップ


<おすすめの宿>新高湯温泉
吾妻屋旅館(日本秘湯を守る会)・・・柔らかくて女性向け。ここの湯は秘湯中の秘湯かも。


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