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草津白根山( 2,171m) 平成17年8月6日 晴れ | ||
まえがき・・・草津温泉はもとより万座温泉、志賀高原からも近い草津白根山は、登山者のための山というより観光客が一度は訪れてみたい観光名所の一つとなっている。草津白根山は独立峰ではなく、白根山(2160m)・逢ノ峰(2110m)・本白根山(2171m)の三山を総称して草津白根山という。 |
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【写真】白根レストハウス 私たちは午前中に四阿山(あずまやさん)に登り、その足で草津町へ移動し、志賀草津道路(292号線)を走って白根レストハウスに車を止めた。 草津白根山は上高地に匹敵するほど観光地化しており、マイカーで登山口まで乗りつけられるとあって、大規模な駐車場がいくつも用意されていた。 |
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【写真】湯釜への道 白根レストハウス駐車場を14時スタート。 まず、湯釜への道を歩く。 道は舗装してあって、すでに登山道という感じではない。 ベビーカーを引いているお母さんもいた。 |
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【写真】湯釜 駐車場から10分ほどで湯釜。 直径300mの爆裂火口に貯まったエメラルドグリーンの水が神秘的で美しい。 湯釜は、草津白根山のシンボルなので、見逃せない撮影ポイントである。 湯釜の他にも涸釜・水釜があって、合わせて3つの火口湖がある。 昭和7年に起こった噴火で9人が死傷し、1970年代には有毒火山ガスでスキーヤーや登山者が亡くなった。その結果、白根山は今も登山禁止になっている。 |
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【写真】立入禁止の白根山 湯釜からは白根山が遠望できる。 山頂には表示らしいものが建っている。 立入禁止になるまで、登山者はあの山頂表示を目指したのだろう。 |
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【写真】逢ノ峰 白根山が立入禁止となると、登山者が目指すは逢ノ峰と本白根山、ということになる。 湯釜から180度振り返ると、逢ノ峰と本白根山が見える。 ざ〜っと見渡しただけで、草津白根山一帯の山塊の大きさが分かる。 湯釜から下って、白根レストハウスへ一旦戻る。 |
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【写真】本白根山へのリフト 白根レストハウス前の舗装道路を横切って、弓池へ出たら、 バス用舗装道路を15分程歩いて登山口の前に出る。 ここで少々気が引けたが、夕刻も迫り時間が時間なのでリフトを使って一気に標高をかせぐことにした(^^;A |
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【写真】砂礫地に咲くコマクサ 本白根山頂部への道の両サイドは砂礫地になっていて、コマクサの群生地に出合うことができる。 歩いても歩いてもコマクサは切れない。それはそれは見事な群生地だった。 時節柄か、花の種類はそう多くない。ツリガネニンジンの紫色がコマクサに色を添えていたのが印象的だった。 |
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【写真】展望台へ 本白根山まで1時間30分ほどだが、最高点への道がないので、この頂上に立つことはできない。 かわりに本白根山展望台へ回ることにした。団体さんが山腹に沿って歩いているのが見える。 展望台からは本白根山は見えるが、浅間山などの遠望はきかない。 草津白根山は、ほんとにでかい山塊だ〜。半日では到底回りきれない! 時間もないので、戻りは鏡池のほうへ回って白根レストハウスまで戻り、冷えた桃を丸かじりして大満足だったo(^_^)o |
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(談) 草津白根山のスタート時間が午後2時ということもあって、歩きが雑になってしまいました。下山してからじっくりガイドブックを読んでみると、立ち寄るべきポイントをいくつもはずしていることが判明し、非常に悔しい思いをしました。 時を経て、再度訪れてみようと反省しきり(^^;A |
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<参考コースタイム>
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