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利尻岳(1,721m) 平成17年7月14日 晴れ | ||||||||||||||
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まえがき・・・利尻岳は日本百名山の中では最北にある山で、利尻島のど真ん中に姿かたち良く鎮座している。 利尻岳をぐるっと周りこむように島の海岸沿いに道路が走っており、どの位置から車を止めて眺めても飽きることのない秀麗な姿をしている。標高が1,721mとさほど高くない割には歩行時間が9時間弱かかり、天候には十分配慮して登らなければならない。 |
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![]() 前日(7月13日正午頃)に、中部国際空港から千歳経由で利尻空港に到着する。 小型機からタラップを降りると、屹立した利尻岳が迎えてくれ、思わず歓声を上げる。 利尻岳は歩行時間が9時間ほどかかるので、登頂は翌日にまわし、初日は利尻島観光を楽しんだ。 |
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![]() 民宿「夢海(むかい)」のご主人に早朝5時に鴛泊コースの登山口まで送ってもらう。 ここにはテン場があり、少し先には日本名水百選の甘露泉もある。 この先水場はないので、しっかり補給しておくとよい。 また、利尻岳では携帯トイレの使用が義務付けられているので注意しよう(民宿で配布。使用後は登山口で回収)。 5時 スタート |
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![]() 甘露泉を過ぎると「ポン山」分岐。 ポン山とは「小さい山」という意味。 エゾマツ、トドマツなどの針葉樹林帯を抜けると4合目の「野鳥の森」に着く。 ここで宿で拵えてもらったおむすび弁当を食べる。 4合目から先は次第にダケカンバ、ミヤマハンノキに変わり、7合目あたりからはハイマツ帯へと変化していく。 まだ標高は1000mそこそこなのに、本土の2000m上の森林限界と同じような植生となる。 |
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![]() 8時20分 長官山(8合目) 3時間20分かかってやっと長官山。 ここまでがかなり長〜い! 長官山からは利尻岳の全容が見える。 胸がす〜〜っとする瞬間だ。 |
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![]() 登山道を歩いているとニッコウキスゲのような花に出あう。 こちらでは、ゼンテイカあるいはエゾカンゾウと呼ぶ(同種だけどニッコウキスゲと言わない)。 ニッコウキスゲがイエローならこちらはオレンジ色に近い。 また利尻岳にはリシリの名を冠した植物が18種もあり、固有種にはボタンキンバイ、リシリヒナゲシがある。 リシリヒナゲシなどは平地でも普通に見られる。 |
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![]() 長官山から避難小屋までは15分ほど。 トイレや水場はないが、携帯トイレ用のトイレボックスがある。 |
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![]() 9合目からがいよいよ正念場。 足場もザラザラの砂礫になって歩きにくいことこの上ない。 ストックを出して足元を安定させる。 (下りでは必携) 斜度が増して、固定ロープがところどころに張られているので、補助用に使う。 この先20分程で「沓形コース」と出あう。 |
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![]() 出合いからは、さらに足場の悪いガレ場を急登すれば利尻岳北峰だ。 祠の前でたくさんの登山者が記念撮影をしている。 南峰は崩落が激しいので立入禁止になっている。 |
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利尻岳山頂付近は、高山植物の宝庫。花好きの女性にはたまらない・・・(^-^)V |
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山頂からの眺めは360度。利尻島の周囲はもちろんのこと、礼文島もよく見える。 全国津々浦々から集まってきた登山者の顔は満足げだ。 何しろ5時間の長丁場を登ってきたのだから、誰しも達成感はひとしおだろう。 ビールで乾杯をし、最北の海を心ゆくまで眺める。 携帯トイレのお世話にはなりたくなかったので、11時に下山開始。 下りは滑りやすいので、ストックを使いながら慎重に下りた。 14時20分 北麓野営場到着 民宿のご主人に迎えにきてもらい、利尻富士温泉で至福の時を過ごした。 |
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![]() 翌朝、鴛泊港から東日本海フェリーに乗り礼文島に渡った。 デッキから眺める利尻島は、海に浮かぶ利尻岳になった。 |
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(談) 利尻岳は本当に遠かったです。 今年になってから、8時間を超える歩行時間で全行程を歩いたことがなかったので、途中バテがこないか心配でした。 最北の山といっても、やはり真夏。汗ダクダクの全行程でしたが、この山を歩いている時、無心でいられた自分に驚きでした。それだけ、厳しい山だったということです。下山してから、自分を褒めてやりましたV(^-^)V |
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コース紹介マップはこちら |
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<参考コースタイム>
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