登山日記
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石鎚山(1,982m) 平成17年5月1日 雨

まえがき・・・石鎚山は四国ならず西日本最高峰の山で、昔からたくさんの人が石鎚神詣でに登り、空海も修験のために登ったという。北側からのコースが表参道だが、南の土小屋から登ることにした。

【写真】石鎚土小屋コースの登山口

四国3日目の朝、面河渓は前夜から雨が降り出していた。
雨の中の石鎚山への同行者はなく、私一人での山行となった。

石鎚スカイラインは朝7時にゲートが開く。(夜は6時:通行期間4月〜11月
スカイラインの道幅は広く、対向車がきても余裕でかわせるほど快適な道だ。石鎚土小屋バス停には、駐車場、トイレが完備されている。

8時30分 一人でスタート。


【写真】ニノ鎖小屋前で表参道コースと合流

雨に煙る原生林の中をもくもくと歩く。
山頂までの標高差が300m程度なので、尾根伝いに気持ちよく歩ける。1グループ追い越す。
途中2ヶ所ほど、残雪の中をトラバースする局面に遭遇したが、足跡が残っていたので難なく通過。
1時間ほどで表参道からのコースと合流した。大きな鳥居が目印。


【写真】三ノ鎖がかかる、空海も修行した修験の登山道

ニノ鎖、三ノ鎖のかかる鎖場をぜひ体験したかったが、雨の降り様が激しかったので、迂回路を利用することにした。

迂回路は階段ばかりでつまらない(-_-)hitorigoto

弥山に到着した登山者たち 新しくなった白石小屋
【写真】白石小屋のある弥山

10時5分 弥山に到着したが、視界は最悪。
天狗岳もまったく見えない。

石鎚山頂表示前で 石鎚神社奥宮

【写真】展望台だけど、残念ながら天狗岳が見えない・・・(;o;)

弥山頂上の展望台に立って天狗岳の方角を望むと何も見えないどころか、突風で吹き飛ばされそうになったw(゚o゚)w オオー!モーレツ!
それでも、根性で
天狗岳へ向かおうと一旦クサリを使って下りてみたが、大きな一枚岩が雨に濡れて滑りそうだったので、思い直してやめた。(行きはヨイヨイ、帰りはコワイ)
白石小屋のお兄さんに聞いたら、「こんな日は天狗へは行かない方がいい」と言われたので、しょうがないな〜と納得(^-^)

白石小屋は無料休憩ができるのでありがたい。熱いコーヒーが欲しかったが、白石小屋は水不足で宿泊者以外には一切飲み物も食べ物も販売していない。雨でくしゃくしゃになった顔と髪を拭き(こういう時、単独は気にしなくていいんだ〜)、おむすびを1個口に放り込んでから、また雨の中に飛び出した。

11時55分 土小屋登山口帰着!降りが激しくなって土砂降り状態 ふ〜〜やれやれ・・・(^^;A


(談)石鎚山といえば、ニノ鎖、三ノ鎖、そして天狗岳。この2つが経験できなかったのはなんとも残念でした(-_-)また出直しです。

コース紹介マップ

<参考コースタイム>

◆8時30分登山口スタート、弥山10時5分着
◆10時40分弥山スタート 登山口11時55分帰着

・登山口(1時間10分)ニノ鎖小屋(25分)弥山(1時間15分)登山口

・歩行時間 登り/1時間35分 下り/1時間15分

◆登山形式:往復登山
コース紹介マップ


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