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| 大峰山(1914.9m)行者環トンネル西口コース 平成16年6月5日 晴れ | ||
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まえがき・・・大峰山は、近畿最高峰の八経ケ岳をはじめ弥山、大普賢岳、今でも女人禁制の山上ケ岳などを総称して呼ぶ。今回はその最高峰である八経ケ岳に名花「オオヤマレンゲ」の自生地があるときき、期待を胸に抱いて、行者環西口コースから歩いてみることにする。 |
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【写真】行者環(がえり)トンネル西口駐車場前夜のうちに岐阜市を出発して、東名阪と西名阪を利用して橿原市→吉野→上北山村へと走りつづけ、行者環(がえり)トンネル西口の駐車場に4時に到着する。 きょうは、この後大台ケ原も登る予定をしているので、段取りよく進めなければならない。 ![]() 駐車場のすぐ南に登山口はある。 登山届を出して、5時スタート。 |
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【写真】三角橋を渡る登山口からテンナンショウの群生している道を歩いていくと、じきに三角の形をした橋を渡る。 |
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【写真】息の切れる急坂尾根に取りついて根っこだらけの急坂を登っていく。 ウオーミングアップなしの急登なので、結構息が切れる。 ダケカンバやブナの新緑が眩しい・・・ |
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【写真】出合で一服稜線上に出たところで、切り株のベンチが置いてあったので小休憩。 ここはシロヤシオ(ゴヨウツツジ)の花回廊になっていて満開時にはさぞかし見事だろうと思われるが、すでに時遅し・・・慰みにシロヤシオがちらほらといった程度。 |
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【写真】弁天の森石休場宿跡をすぎて、苔むす弁天の森に。 ここには、「三等三角点」がある。 しかし、格別眺望に恵まれている場所でもないので、なぜあるのかちょっと解せない。 |
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【写真】八経ケ岳がみえるブナ道を歩いていくと、左手に弥山〜八経ケ岳が見えてくる。 やや尖った山(左)が八経ケ岳で台形状の山(右)が弥山(みせん)だ。 |
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【写真】理源大師像道の両側のいたるところにコバイケイソウが群生している。 最盛期には一帯が花の香りに包まれることだろう。 |
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【写真】整備された木道弥山小屋まで「聖宝八丁」と呼ばれる木道の急坂が50分程続く。 |
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【写真】展望地木道の丁度中間点で展望地に出る。 一息つくのにちょうどよい頃合だ。 |
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【写真】有人の弥山小屋残りの木道を登りつめると弥山小屋。 7時47分 休憩のできるベンチがいくつかおいてある。 ザックを置いて、弥山まで往復(5分) |
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【写真】弥山(みせん)山頂天河奥宮のある弥山山頂(1819m) 広くて平らな台地様だ。 |
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【写真】八経ケ岳ザックを取りに戻って、弥山から一旦鞍部に下って最高峰の八経ケ岳へ。 立ち枯れのトウヒの間から見える八経ケ岳は女性のようにしなやかだ。 |
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【写真】オオヤマレンゲ(モクレン科)のつぼみ八経ケ岳へつづく道には「オオヤマレンゲ」の自生地がある。 シカの食害が深刻化しているようで、登山道の両サイドは網ネットで厳重に保護されている。 今回楽しみにしていた「オオヤマレンゲ」の大輪の白い花はまだ固いつぼみで、このぶんでは6月下旬ころ開花するのかなぁ・・・ 期待していたのでかなり残念(~~; ※オオヤマレンゲは国の天然記念物に指定されている。 |
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【写真】八経ケ岳から「展望のきく」山座を一つずつ視認8時20分 八経ケ岳(大峰山)に到着。 素晴らしい展望に思わず深呼吸をする。 この八経ケ岳は「仏経ケ岳」「八剣山」ともいう。 見渡せば、北に大普賢岳が、また東には台高山脈の長大な峰々がのどかに広がっている。午後から登る予定の「大台ケ原」は目の前に横たわっている。 展望を愉しんだら、9時に八経ケ岳をあとにし、行者環西口に11時30分に帰り着いた。 さぁ、今度は大台ケ原だ! |
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| (談) 大峰山は、歩いていると修験者の山であることをあちこちで感じさせられます。今回は最高峰の八経ケ岳と弥山だけを目標としましたが、本来ならば大峯山寺の山上本堂のある山上ケ岳を大峰山と称するのでしょうが、いまだに女人禁制であるため最高峰の八経ケ岳を大峰山とさせていただきました(^-^)V |
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コース紹介マップはこちら |
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