![]() |
[登山日記のメニューへ] |
霊仙山(1,084m)周回コース 平成16年3月20日 曇り | ||||||
![]() |
||||||
![]() |
まえがき・・・霊仙山の西南尾根は「福寿草」の宝庫。毎年たくさんの登山者が訪れるという・・・ |
|||||
![]() 霊仙山を訪れるのは、2年前の紅葉の時以来である。 登山口は以前と同じく「榑ガ畑」から入るが、きょうは西南尾根を歩きたいので「今畑登山口」まで一旦下りてから再度取り付くことになる。 2年も経つと、榑ガ畑にはりっぱな指導標と休憩所ができていた。 7時15分スタート。 |
||||||
榑ガ畑の廃村をとおって「かなや」小屋までくると、2年前にもあった無人販売の缶飲料が置かれてあった。 いつ来ても変わらぬ光景というものは人をホッとさせる。 |
||||||
![]() |
||||||
![]() 山腹をジグザグに登っていくと「汗ふき峠」 榑ガ畑から15分程度だ。 この峠から「今畑登山口(落合方面)」へは下っていく。 谷合の渓流のP音がここちよい。 |
||||||
汗ふき峠から30分程歩くと落合廃村に出る。 榑ガ畑に比べるとまだ村の名残りが感じられる。 まっすぐ舗装道路をたどっていけば、自然に「今畑」登山口に出る。 公民館?らしき建物の前でモーニングコーヒーをいれて一服してから、今畑登山口へ向かう。 左手山腹にその登山口はあった。 車もたくさん路駐してあるので、すぐそれと分かる。 今畑登山口8時35分スタート |
||||||
![]() |
||||||
![]() 取り付きからしばらくは廃村の名残りでもある植林された白梅や寒椿の山あいの中を登っていく。 芳しい香りが流れてきて、鼻腔をくすぐる。 しばらく歩くと、道端に春を告げる「ミスミソウ」や「スハマソウ」を見つける。可憐な白い花をつけてけなげに咲いている。 「ミスミソウ」と「スハマソウ」は同じ科目だが、「ミスミソウ」は葉が三角に尖っているのですぐに見分けられる。 |
||||||
![]() ケヤキやコナラ、ナラの雑木帯を抜けると、南方面の視界が開けてきて、鈴鹿山脈の「御池岳・鈴北岳」やその先の「藤原岳」が見え出す。 登山路前方に西南尾根が見えてくると、次第に傾斜がきつくなってきてふくらはぎが緊張しだす。 本コースで一番息が切れる場面だ(写真ではゆるやかそうに見えるがこれから先がきつい(>o<) |
||||||
![]() |
||||||
![]() 一旦、西南尾根に取り付いてしまうと、あとは歩きにくい岩場のゴテゴテ道を慎重に歩く。 ときどきヒザ頭を打ったりしてしこたま痺れる(^^;A いよいよ「福寿草」とのご対面! あるある!あちらにも、こちらにも。 まだ三分咲きだが、十分楽しませてもらえる量だ。 |
||||||
![]() たっぷりと福寿草を観賞したら、今度は霊仙山の最高点を目指す。 11時23分、最高点到着。 伊吹山をバックにガシャ! |
||||||
![]() |
||||||
![]() 最高点から10分で霊仙山頂。 こちらも琵琶湖をバックにガシャ! ここで昼休憩するも、雪が降ってきて寒くてじっとしていられない(;o;) |
||||||
![]() 早々に身支度して、今度は北霊仙山を回ってお虎ガ池〜汗ふき峠へ戻ることに。 霊仙山から一旦下って、笹道をかき分け北霊仙へ向かう。 |
||||||
![]() 北霊仙山から指導標をしっかり見ずにまっすぐ進んでしまったので道を間違える(^^;A 途中気がついて軌道修正。15分のロス。 13時7分、お虎ガ池。雪の寒さで身も凍る。 どろどろのぬかるみ道を下って、見晴らし台に13時30分。 そこから汗ふき峠までは30分程度。 榑ガ畑登山口に着いたのは14時10分だった。 笹漕ぎやぬかるみで全身泥ネズミになって、久しぶりの洗濯登山となった。 |
||||||
![]() |
||||||
(談) 藤原岳に匹敵するほどの「福寿草」が群生していました。「福寿草」は字のとおり縁起のよい花として知られ正月花としても観賞されていますが、実際この花を目の当たりにすると元気をもらえた気分になります。黄金の盃に似ているからかしらん(^-^)/ |
||||||
コース紹介マップ |
![]() |
<参考コースタイム>
|
[登山日記のメニューへ] |