登山日記
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北八ヶ岳(坪庭〜雨池)スノーシューハイク 平成15年12月29日 晴れ

まえがき・・・昨日の車山スノーシューハイクに続き、きょうはピラタス蓼科ロープウェーを利用して坪庭から雨池まで雪上ハイクを存分に満喫しよう!っという計画。

ピラタス蓼科ロープウェー【写真】ピラタス蓼科ロープウェー

10分間隔で運転されているロープウェーはスキーヤーたちでごったがえし。
スノーシューをかついだ登山者はどうやら私たちだけのようだ。
標高2237mからはじまる山頂駅でスノーシューを装着し、一方通行になっている坪庭の探勝路を10時30分にスタートする。
北横岳や縞枯山が間近に聳えている。

山頂駅から探勝路を歩く【写真】山頂駅から探勝路を歩く

昨日の穏やかさはどこにもなく、今朝は気温も低くて顔にあたる風が痛い(>o<)
サングラスをかけた目だけを残し、その他の部分は防寒対策を万全にする。
第一、第二休憩所を過ぎると「北横岳」に至る道との分岐点に出るが、縞枯山荘に向けてまっすぐ進む。



坪庭の溶岩【写真】坪庭の名勝「奇怪な形の溶岩」

坪庭に点在している溶岩のオブジェをぐるっと周回して縞枯山荘へ向かう。
1ヶ所急な傾斜の階段状の下りでは、スノーシューがひっかかって難儀をするが、ほどなく平坦な道に下りる。




縞枯山荘【写真】通年営業の縞枯山荘

快適な道を進んでいくと、まもなく縞枯山荘。
青い三角屋根のかわいい山小屋だ。
記念撮影の団体さんで賑わっている。
小屋には寄らず、そのまままっすぐ「雨池」方面へ進む。





雨池方面へ【写真】ダケカンバ道を雨池へ向かう

途中、「縞枯山」と「雨池山」との分岐に出あう。
どちらの山も今日はパスして、「雨池」を目指してまっすぐ進む。
樹林帯を一旦下っていくが、前方には大きく「浅間山」が見えてくる。
雨池峠まで下ったら、ダケカンバ道をひたすら歩いて雨池へ。

※この道をまっすぐ進んでいくと麦草ヒュッテのある麦草峠に出られる。





雨池【写真】雨池

「雨池」の指導標に従って、道を左に分け入っていくとだだっ広い「雨池」に到着!
むろん、誰もいない・・・
池の中心まで行きたいところだが、下がどうなっているかわからないので池畔でやめておく(^o^;ふ〜〜っ
・・・12時


乾杯【写真】ビールで乾杯

池のほとりの横木に腰をかけ、今日はじめての休憩をとる。
寒いけど渇いた喉にビールがうまい!

20分休憩したのち、きた道を戻る。
アルコールを飲んだあとの登り返しは結構きつ〜い(>o<)
結局、予定していた時間が気がかりになって縞枯山荘も通過して一気に坪庭まで戻った。

下山後は蓼科東急リゾート内にある「鹿山の湯」で汗を流し、茅野駅で友人を降ろし代わりに東京から帰省してきた長女を拾って帰岐した。

(談)
今年の八ケ岳は昨年の同時期に比べて雪が大変少なく、スキー場も人工雪対策に苦労している様子でした。
北八ヶ岳の静かな樹林帯を歩いていると、下界の喧騒を忘れてしまいます(^-^)


<参考コースタイム>

坪庭〜縞枯山荘〜雨池
◆10時30分山頂駅スタート、13時25分山頂駅帰着

・山頂駅(45分)縞枯山荘(45分)雨池(55分)縞枯山荘(10分)山頂駅

◆登山形式:往復登山(一部周回あり)

<見所>

坪庭を起点に北横岳、縞枯山、茶臼山、雨池山、麦草峠や白駒池、雨池、七つ池、双子池などを周回してくることができるので登山はもちろんのこと、スノーシューハイクにもってこいのエリア。

<注意点>

坪庭自然園の中は一方通行なので注意。


<アプローチ>
岐阜市からは、中央高速で諏訪ICで下り一路「蓼科湖」を目指す。蓼科湖、蓼科温泉郷を過ぎたらまもなく「ピラタス蓼科ロープウェー」の看板が道路に立っているのですぐ分かる。

<下山後の入浴>
「鹿山の湯」
蓼科湖の近くの東急リゾートの敷地内にある。
入浴料:900円(シャンプー&リンスあり)、露天風呂あり。
女性向きのなめらかなお湯でお気に入り。ぜひ、一度どうぞ!


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