登山日記
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雲母峰(キララみね/888m) 平成15年12月14日 晴れ

まえがき・・・昨日に引き続き、今日もグループ登山を楽しむために楽山会の皆さんと鈴鹿山脈の雲母峰(キララみね)へ向かう。岳不動の登山口を探すも、最初の四つ角を見過ごしたため、小林新道の登山口に着いてしまった。今日は行き当たりバッタリの山行になりそうな気配(^^;A

小林新道登山口【写真】小林新道登山口

少年自然の家に向かう林道(東海自然歩道)の途中にあるのが小林新道。
登山口の表示は左の写真のように丸木に黄色いテープが巻いてあるに過ぎない。車から降りて確認をしないと林業従事者の印かと見間違うほどだ。テープには「←キララ峰/小林新道」とある。
・・・9時5分スタート

一服平の分岐【写真】分岐

登りはじめは植林された杉林を九十九折れに行く。
西へ、北へ、と指折り数えていたら12回ジグザグを繰り返していた。
標高520mあたりで「岳不動」との分岐に出る。
平坦なポイントだ。
・・・9時35分。



急傾斜【写真】尾根まで急傾斜

分岐から大きく左に振れて、滑りやすい急斜面を登っていく。
左右が谷になった顕著な尾根にでると、あとはキララ峰をまっすぐ目指すだけ。
カモシカが角を研いだ痕跡をみつけたり、小動物が残していった糞から動物をあれこれ想像しながら歩くのも楽しいものだ。



小林新道表示

・・・芸術的なオブジェのような根っこの上に「小林新道」の表示







雲母峰II峰【写真】雲母峰 II峰(鎌ガ岳の展望よし)

標高760m付近で、尾根を大きく左(西方)に振っていく。
滑りやすい斜面を登りきるとキララII峰に到着!
見晴らしがすこぶるよいので、初めはここが本峰かと見間違えたほどだ。

鎌ガ岳が西に大きく聳えているのが印象的。



雲母峰【写真】こちらが本峰のキララ峰(後は御在所岳)

II峰から本峰まではほんの10分。
一旦下って岳不動からの道と合わさって、また登り返したところが三角点のある頂上。



雲母峰山頂【写真】楽山会の皆さん(キララ峰)

雑木に囲まれ展望は悪い(~~;
記念写真を撮って、II峰でランチタイムにすることに・・・

※この山頂から鎌ガ岳へ縦走するができる。




四日市の町並み 楽しいランチタイム


II峰のゆるやかな斜面から菰野調整池や東急ゴルフ場が俯瞰できる。


岳不動の登山口【写真】岳不動登山口を確認しておく

II峰からは往路を戻る。
途中道を見失ったが、難なく登山道に合流し、地形図で見失ったポイントを確認しておく。

・・・13時8分帰着

帰り道に、当初予定していた岳不動登山口を確認してやっと溜飲が下がった。やはり湯ノ山温泉駅手前で左折してから最初の四つ角を右折しなかったのがミスだった(^-^)/




(談)
登山口を探す時、最初ここかも・・・と思ったポイントで引き返すのがやっぱ基本ですね(^o^)/

コース紹介マップはこちら

<参考コースタイム>

キララ峰(小林新道)
◆9時5分スタート、13時8分帰着

・登山口(30分)岳不動分岐(60分)キララII峰(10分)キララ峰(7分)キララII峰(55分)登山口

・歩行時間 登り/1時間40分(本峰まで) 下り/62分(本峰から)
・行程時間 4時間

◆登山形式:往復登山
コース紹介マップはこちら

<見所>

キララII峰からは、鎌ガ岳をはじめ御在所岳、雨乞岳、そして入道ガ岳が間近に眺められる。

<注意点>

地形図とテープを確認しながら歩こう!


<アプローチ>
岐阜市からは、306号線で上石津町を抜けて菰野町→湯の山温泉へ向かう。近鉄「湯の山線」の湯の山温泉駅すぐ手前で左折し(線路越える)、道なりに「少年自然の家」を目指して走る。途中の二股分岐では右にとり、すぐ先のT字路で左折し、林道(東海自然歩道)を走っていくと右手に登山口らしき入口がある。目印は黄色いテープの巻いた丸木が1本あるのみ。分かりにくいのでよく目を凝らしておく必要あり。

<下山後の入浴>
グリーンホテル露天風呂【湯の山温泉〜グリーンホテル】
泉質:緑色帯びた茶濁色。微硫化水素臭、アルカリ味
入湯料:650円
営業時間:10〜17時
補足:石鹸、シャンプーあり。タオル200円。バスタオルの貸し出しあり(200円)
一口メモ:露天風呂まで少し遠いけど、美人の湯といわれるだけあってつるつるになります!特に女性にお勧めの湯
アクセス:鈴鹿スカイライン入口からすぐ。看板あり。


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