登山日記
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三池岳(972m) 平成15年12月13日 曇り

まえがき・・・きょうは、3年前に奥千町ガ原で挨拶を交わしてすれ違ったグループ「タムシバ会」のみなさんと初手合わせの登山をするとあって、前の晩からドキドキワクワクでよく眠れないまま朝を迎えた(^-^)。あいにくと天気予報に反して雨模様だったので、急遽予定していた小津権現山から鈴鹿の三池岳に変更となる。

栗木谷林道登山口【写真】栗木谷林道登山口からスタート

上石津町の「緑の村公園」で7時30分に集合。
挨拶もそこそこに、リーダーの井上さんの車に乗換えて365号線を南下し、田光川(たぴかがわ)を渡った次ぎの信号を右折して八風キャンプ場に向かう。八風射撃場が最終地点。
近くの空き地に車をとめて、雨が止むのを待つことにするが、青空が見えだしたのに依然として雨は止む様子がない。
仕方がないので、皆さんはレインコートに身を包み、私は傘を差してスタートをする。
・・・8時50分

渡渉【写真】栗木谷を渡渉する

初めは栗木谷を左に見ながら、ガレガレの林道を歩く。
二つ目の堰堤の手前で、栗木谷を右岸に渡る。
最初の渡渉ポイントだ。
渡ったら雑木林の中を進んでいく。
次ぎの渡渉地点で山腹に取り付く。



分岐【写真】八風峠と中峠の分岐点

しばらく岩のゴロゴロした道をトラバース気味に進んでいくと、これから向かう八風峠と中峠への分岐点に出る。
・・・9時40分




雪道【写真】冬山の様相に・・・

分岐から登山道は九十九折れに変わり、鈴鹿特有の笹が生い茂る。
標高800mを過ぎた辺りから雪道になり、辺りの景色は一変する。
この冬はじめての雪景色である。








八風峠の鳥居【写真】八風峠の鳥居をくぐる

尾根に出ると、平坦な道に変わる。
やがて、白砂状の斜面を登りつめると八風峠に出る。
大きな鳥居があり、旅人が安全祈願をしたという八風大明神の石碑も祀られている。
じっとしていると体がジンジン冷えてくるので、鳥居をくぐって先を急ぐ。


深いクマザサをかき分けて【写真】深いクマザサをかき分けて三池岳へ

深いクマザサをかき分けて雪を落としながら進む。
やや下り気味に道をとると、やがて滋賀県側の八風谷への道を左に分ける。
この道は今は使われていないようだ。







・・・霧氷ではないけれど、美しい光景・・・








三池岳の西峰【写真】タムシバ会の皆さん(三池岳展望地)

白い花崗岩が点在する斜面を登りつめると、「三池岳」と書かれた石造りの標識のある地点に着く。
・・・10時40分
ここからの展望はすこぶるよい。
きょうは途中から雪もぱらぱら降ってきて、眺望がきかないのが残念だ(~~;
二組の井上さんご夫婦に並んでいただき記念撮影をする(^-^)

三池岳【写真】三角点のある三池岳山頂

三角点のある最高点までは東へ行くこと4分。
・・・10時44分

三等三角点と申し訳ない程度の山頂表示が木にくくりつけてあった。
裏返してみると、なんと「各務原山遊会」のSさんの名前が書き記してある(^o^;A




おきく池【写真】おきく池

三角点のある地点からは往路に戻らず、まっすぐ東へ派生する登山道をとる。
山腹につけられた砂状のトラバース道は細く、踏みはずすと「さよなら〜〜」って感じなので、かなり慎重を要する。
10分程で「おきく池」。
薄氷が張っていて冬の様相だ。
池からは、等高線の詰まったきつい下りが待っていた・・・
途中1ヶ所、道迷いにあったが、軌道修正をして難なく無事下山に至った。

(談)
久しぶりのグループ登山だったのでこけないかと緊張しました。人間味溢れる井上さんご夫妻とお上品な井上さんご夫妻に囲まれ、楽しい山行のひとときを過ごすことができました。もう鈴鹿の主だった山々は冬支度ですね(^o^)/

コース紹介マップはこちら

<参考コースタイム>

◆8時50分スタート、13時駐車場帰着

・駐車場(50分)中峠分岐(35分)八風峠(30分)三池岳山頂表示(5分)三角点(10分)おきく池(70分)駐車場

・歩行時間 登り/2時間(三角点まで) 下り/1時間20分
・行程時間 4時間10分

◆登山形式:周回登山
コース紹介マップはこちら

<見所>

三池岳山頂表示のある地点は、晴れていれば360度見渡せる。

<注意点>

おきく池を通るコースはふみあと薄いのでマーキングと地形図をよく見て歩こう。特に標高500m地点で大きく南に道をとるので(下りの場合)、流れでまっすぐ東に進むと道に迷う。


<アプローチ>
岐阜市からは、306号線で上石津町を抜けて菰野町方面へ向かう。
田光(たぴか)川を渡ったらすぐつぎの信号に「八風キャンプ場」の案内看板が出ているので、そこを右折すれば後は道なりで八風射撃場に着く。そこが登山口。駐車場あり。


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