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恵那山(2,190m)広河原ルート 平成15年11月2日 快晴 | ||
まえがき・・・広河原ルートは、2年前に新しく開かれたコースで比較的簡単に登れるとあって人気が高い。その為か百名山ブームにのって遥か遠方からも団体バスツアーで大勢が押し寄せてくる。はたしてきょうはどうなのかしらん・・・ |
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【写真】登山口2Km手前の通行止め表示と仮設駐車場 落石の危険があるため現在園原から広河原に通じる林道は、登山口から2Kmほど手前で通行止めになっており、仮設の駐車場が設置してある。 仮設駐車場に車をとめて準備をしていると、通行止めの表示をどけて通っていく車がいる。 「なんてマナーの知らない人なんだろう!」と腹立たしく思いながら、7時20分にスタート。 しかしながら、そういう人に対し腹がたつということは「自分もそうしたいけど しないでいる自分がいる」ということなのだ(^^;A まだまだ修行が足りないなぁ〜 林道のところどころに落石を思わせる瓦礫や小石が散在していた。 やはり、表示に従わないと有事の場合は自己責任ということだ。 |
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【写真】本谷川を渡る 30分程で登山口に到着。 駐車場に車がワンサカとめてある。他府県(岐阜・松本・長野以外)のナンバーがほとんど。 登山届をポストに出してスタート。 7時50分。 登山口から本谷川の河原に下りて、川を渡る。 ※10月13日、下山中の登山者が増水したこの本谷川を渡渉しようとして流され、その内のお一人が事故死されたことは記憶に新しい。 増水時はむやみに渡らないことだ。 この橋の位置が、昨年はもっと上手だったように思うが・・・ |
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【写真】1716m地点 本谷川を渡ってからしばらくは九十九折れに標高を上げていく。 カエデ系、コシアブラの黄金色した葉が足元でサクッサクッと音を立てる。 カラマツと笹原の道に変わると直登になり、ふくらはぎがキュッと締まってくる。 1時間で1716m地点に到着。 まだ回りは樹木に囲まれ展望はない。 が、あまりの暑さにTシャツ1枚になる。もう11月だというのにまるで9月の陽気だ。 |
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【写真】美しいダケカンバの道 5分休憩してから腰を上げる。 葉を落とした白いダケカンバの美しい道に入ると、前方に恵那山の山頂部がうっすらと見えてきて、不思議なことにまったく違う山域に足を踏み入れたような錯覚をおぼえるのだ。 |
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【写真】南アルプス遠望 ・・・展望台から・・・ 雲海の南アルプス、中央アルプス、八ケ岳、御嶽山が見える。 登っても登っても山は尽きないなぁ・・・ |
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【写真】樹林帯の中を歩いて恵那山頂へ 展望台で15分休憩して、いよいよ恵那山頂へ。 樹林帯の根っこがゴロゴロして歩きにくい道を20分も登ると黒井沢道との分岐点に着く。 分岐からは岩混じりの尾根道をのんびり歩いて行く。 一度登り返しがあるが、さほどきつくはない。 |
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【写真】一等三角点のある恵那山 10時35分。恵那山到着! まだ登山者はまばら。 今のうちに記念写真を撮っておく。 案の定、10分もしないうちに30人ほどの団体さんが到着。狭い山頂部では足の踏み場も探すほど。 あまりうるさいようだったら場所替えしようかな〜と思案していたら、避難小屋へ集団移動していただけたのでやれやれ・・・(^^;Aって感じ。 やっと辺りは静まり返って、束の間の平静さを取り戻す。 |
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【写真】のどかで優美な下り 1時間ほど山頂でのんびりしてから、下山にとりかかる。 11時45分出発。 帰りはのどかで優美な下りとなる。 はるか遠くの富士山まで遠望できた。 時々足を止めては、のびをする。 山の世界は悠久だなぁ・・・ 下部の樹林帯に入ってからにわか雨にあい、カッパを出すも直に止んでしまった。 本谷川に着いたところで歯を磨き、さっぱりして13時38分登山口に帰着する。 |
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(談) 恵那山はすでに晩秋の域にはいり、錦繍の紅葉を撮影するには遅すぎましたが、それでも中央アルプスや南アルプスの遠望を楽しむには十分すぎるほどの天候とコースでした(^-^) |
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コース紹介マップ |
<参考コースタイム> <見所>
<注意点>
<アプローチ> |
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