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三国岳(894m) 平成15年2月8日 くもり | |||||||
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まえがき・・・三国岳は岐阜県の最南端にあり、ピークを3つ(三角点、本峰、最高点)も持っている。烏帽子岳と登山口が近いので雪がなければ周回登山を楽しむのに手頃な山である。 |
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![]() 時山バンガローの赤い橋を通り過ぎて、100m程先の白い橋のそばの駐車場に車をとめてスタート。 牧田川にかかるこの白い橋を渡るとじきにお墓を過ぎて、阿蘇谷林道に入る。林道といっても普通車はきつい。 雪は思ったより少ない。交代のラッセル要員にならなくて済みそうだ(^o^) |
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![]() 静かな阿蘇谷を左岸から入って、途中右岸へと渡る。 渓流美の中に、小さな小滝をみかけたので思わずシャッターをきる。 こういう滝壷のある溜まり水の苔むした岩陰の下に、何か生き物が住んでいそう・・・といつも思うが、今までにアメンボウすら見かけたことがない。 |
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![]() 炭焼き小屋前の2本の丸木橋は雪で凍てついており、一人ずつ慎重に渡る。 この先、3つ同じように凍てついた木橋が現れるが、橋の傾き加減がやばそうなのが1つあったので、迂回して渓流の岩場を渡って危険回避する。 |
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![]() 「関係者以外の立入りおよび採取の禁止」看板。 みごとなワサビ田の段々畑が続き、有刺鉄線でしっかり境界線を明示してある。もちろんこの時期、ワサビの葉のかけらも見られないが、栽培の雰囲気は十分味わえる。 |
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![]() ダイラという名前のとおり、平な河原。 落葉樹の立木に見とれていると、方向を見失う。。 地図で再度方向を確認し、ところどころに付けられた赤布で再確認し、谷筋を詰めていく。 直上する谷から離れ、急傾斜の山肌をジグザグに登りつめていく。主尾根の斜面下からは、また急登になる。 |
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![]() 主尾根に登りつめたら、815mの三角点にはいかず、本峰の三国岳を見ながら山の斜面を南に進んでいく。 雪の斜面は滑りやすいし、道があるわけでもないので先頭者のラッセル跡を忠実にたどっていく。踏み外すと斜面を転がり落ちることになる。 |
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![]() 244番の鉄塔下にくると烏帽子岳が大きく見えてきた。 |
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![]() 石楠花の木が2本。 雪を被ったイワウチワの群生地もつづく・・・ |
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![]() 等高線のつまった急斜面を登りつめると、三国岳山頂。 南が切り開かれていて、鈴ガ岳が大きく見える。 911mの最高点のあるピークはまだこの先の南にある。 天気の崩れが心配なので、この本峰でお昼休憩とし、往路を戻ることにした。 帰りは桧づくりの喫茶「桧」に立寄り、反省会で盛り上がる(^_-) |
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(談) 阿蘇谷の渓流沿い歩きは、清流の音に耳を傾けていると、次第に心が洗われていくようでつい足を止めてみたくなりました。シカの足跡がところどころに見られたのですが、鈴鹿のお山に結構お邪魔している割には、一度もお目にかかったことがないのがとにかく残念。イワウチワと石楠花の季節がまた楽しみです(^-^) |
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コース紹介MAP |
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<参考コースタイム> 五僧峠のある主尾根から鞍部に出て、三国岳への最後の登りで、北西に伊吹山、霊仙山、南に鈴ケ岳・鈴北岳が見えてくる。 <注意点> |
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