登山日記
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 白馬・岩岳スノーシューハイク 平成15年1月25日 晴れ
岩岳・朴ノ木平(ほうのきだいら)コース
・・・静かなブナ林の中を、フカフカな雪を楽しみながら思いっきりスノーシューを味わえるコース・・・
天気に恵まれれば、白馬三山が圧倒的な迫力で迫り、白馬大雪渓を正面に眺め、コースは次第に朴ノ木平を目指してブナ林の中を進んでいく。
何千本もの見事なブナ林の中では、静かに雪がふり積もるので、フカフカの新雪の感触が楽しめる。起伏の緩い尾根をたどり、ひと登りで標高1250mの朴ノ木平。所要時間は約4時間〜6時間(雪の状態による)
岩岳スキー場のゴンドラで岩岳山頂1289mまで一気に上がる 最初の15分はゲレンデを歩く。小蓮華山をはじめ、白銀の白馬連峰を眺めながらの優雅なハイク(^-^)V 新しいうさぎの足跡 スキー場コースからブナの森に入る。静かな森の中はまるで別世界のよう。


きつつきか?せっかく拵えた穴に住人はいない・・ ブナの大木 光と影のコントラスト
…美しい雪の世界だ…
ふかふか雪なのでスノーシューでも沈む。膝までのラッセルは全員に順番が回ってくる。これがなかなか疲れる(~~;
ブナの木の上によく見かけるヤドリギ


アルペンホルンでいただいたランチボックスでシャリバテ解消!楽しいひと時を過ごす。 ナイスガイのガイド・笠原さん(左)と太田くん 熊のお昼ねベッド?らしい(今は冬眠中) 朴ノ木平まで、あと一登り ああ〜杓子岳の姿が・・・


ネズコの大木(ヒノキ科) 目的地の朴ノ木平。樹木が少なく平らになっているので、景勝がすぐれている。 先を争って朴ノ木平へ駆け登る マイスノーシュー、おつかれさん!


杓子岳をバックに記念写真。この日、白馬岳は姿を見せてくれなかったけど、白馬大雪渓はバッチリ確認できました! ビーコンの使い方練習。雪山は雪崩対策も大切。 終日天気にも恵まれ、みんなニコニコ(^-^)
全員で記念のハイポーズ!
別れが近づくとしだいに足が重くなる

白馬三山


翌日曜日の白馬三山
※運のいい人はみられます!
(旅の仲間Nさんより写真提供)
(談)
今回の一人旅は、燕山荘経営のホテル・アルペンホルンが開催しているスノーシュー教室に参加することが目的でした。到着した金曜日の日は低気圧が停滞していて、小谷村は猛雪状態で、これで明日は栂池自然園までいけるのかしら?と心配していたのですが、案の定、雪崩の危険性が高いということで岩岳コースに変更となりました。
この際、とにかく晴れれば、ばんばんざ〜い♪v(⌒o⌒)v♪
スノーシューハイクの参加者は全部で7人。すぐに自然と打ちとけて、ホテルの振舞い酒でその晩は一丁できあがりの人も!
アルペンホルンのスタッフの皆さんも暖かくて、ほんとに居心地の良い2日間でした。また、おじゃましま〜す!
コース紹介マップはこちら

<参考コースタイム>

◆岩岳スキー場のゴンドラで山頂まで一気に登り、そこからスタート。最初はゲレンデを歩き、途中ブナ林の中へと入っていく。朴ノ木平まではなだらかな尾根歩きが続く。帰りは往きとは違うコースで戻り、リフトとゴンドラを乗り継いで駐車場まで戻る。

・ゲレンデスタート:10時
・行程時間 5時間30分
・駐車場到着:4時

<見所>

晴れていれば、白馬三山が大迫力で迫る。白馬乗鞍、小蓮華山、八方尾根もよく見える。

<注意点>

1月、2月はかなりの雪の量なので、少人数で入るとラッセルが大変。朴ノ木平まで行き着かないこともある。できるだけ大所帯のほうが効率的だし、体力的にも助かる。この季節ベテランガイドがついていないと方向を見失う。

<アプローチ>

中央高速・豊科ICで下りて、白馬方面へ走る。白馬駅前、岩岳スキー場も過ぎたら栂池高原の大きな看板が見えてくるので、R148から左に入る。白馬大池駅がちょうど右手にある。

<お世話になったホテル>
◆アルペンホルン
燕山荘直営(赤沼健至オーナー)
・燕山荘の営業が始まる4月末まで営業(冬場オンリーのホテル)
・スノーシューハイクの日程はこちらを参考にしてください!
赤沼オーナー直々に指導していただける日もありますよ!
http://www.enzanso.co.jp/alpen/snowshoe.htm


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